第70話 ナチの亡霊


「くんチャン、おやすみ……」


 リンの寝顔……。


 ミラージュの焚き火をホログラムで投影しながら、野営するリンと従者の少女……。


 熱源探知のサイドワインダー。


 ガラガラヘビは赤外線探知で熱源に集まる。


 セラフィムを熾天使と言うが。


 き火……。


 リンに付いている従者のパーパス。


 従者が委託されている捜査の目的。


 勇者が目的地に到達すると、隕石が落下する……。


 シューティングスター。


 箒星ほうきぼし


 洞穴のカマクラ、キャバクラに一匹混じる女装男性の正体は、女装し女性に近づき性的被害を加えていた悪魔……。


 国際警察、インターポールから派遣された警察官。


 東洋、日本人の風貌、のっぺり顔は、宇宙人グレイのような容貌。


 日本から派遣された警察官の行方も知れない。


 グレイ、宇宙人搭乗とされるUFO、未確認飛行物体物体。


 都市伝説のように、UFOが墜落した原因が、鈎十字、ハーケンクロイツであると言う……。


 第二次世界大戦当時のアフリカ戦線……。


 ナチの戦闘機の国旗、十字、鈎十字……。


 カメラの回転で機体のダッチロール?


 スパイラル、螺旋……。


 勇者を確認しようと、サテライトからの位置特定。


 GPS衛星が勇者を特定瞬間に……。


 スルガ••マッジスが、兄、ツルギ•マッジスを特定しようとする端末の画面の輝点ブリップ


「何だ……?!」


 天の夜空を見上げるツルギ•マッジス。


 勇者の上の星は、ベツレヘムの星と呼ばれるのか?


 ホラーなカマクラの上の崖の上に、ナチの亡霊は……。


 負けた第三帝国の亡霊が、世界のオワリを告げる時……。


 天気予報を崩す気象魔導と言う祈雨きう雨乞あまごいの儀式を科学的に行う気象魔導士を救世主と崇めるアフリカ奥地で。


 世界の雨が、晴れと成る。


 アフリカ砂漠の雨は、世界の旱魃、異常気象の原因と成りにけり……。



 北アフリカの砂漠、サハラ。


 アラビア語で砂漠を意味するサハラ。


 ギザの三大ピラミッドが地下水を集めていたのか?


 ピラミッドの巨大な重量……。


 北アフリカの砂漠化、…。


 井戸が枯れ、イサライと呼ばれるのか?


 イスラエルとは神と闘う者と言う意味なのだ。


 ピラミッドの下に巨大な湖が……。


 上と下からの水の洪水……。


 天の水、エヌマ•エリシュ。


 地の水。


 天然のニュートリノ捕捉装置は……。



 宇宙の声を聴いていたのだろうか……。


 アフリカ北部の砂漠化は、湿度飽和状態の中で雷によるH2O、酸化水素水の電気分解から酸素濃度を上昇させ、大陸と海洋の割合三対七、大気濃度、酸素と窒素を3対7に。


 アフリカ北部に降る筈の雨が、世界の気候を激変させた事が、神の七千年計画の始まりだったのだろうか?


 アフリカ南部のナミブ砂漠に落ちたエホバ隕石が、大地にインパクトした事で窒素化合物の大地が炭素14と言う窒素の放射性同位体へ変位する時にガンマ線と言う放射線が放出される。


 炭素14が半減する期間は5730年。


 コバルト60を使ったガンマ線治療。


 コバルトが語源のコボルド、小鬼……。


 コバルト産地のアフリカ中部。


 コバルト60を使ったガンマ線を利用した農作物、植物の品種改良をする実験農場をガンマ農場と言う……。


 遺伝子変容、新種誕生は……。


 アフリカ中部、コバルト産地による自然の摂理で……。


 人類は誕生したのだろう……。



第70話 了


 

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