本番28 「オラ!」という台詞



 キヨGという最大の小物を表現する言葉はルキフゲという言葉。

 ルキフゲとは嘘つきの悪魔の事だ。

 美男子のルシフェルでもなく、頭がいいサタンという智天使の大魔王でもなく、ただの嘘つき悪魔。

 ルギフゲ・ロフォカレとは、グリモワール「大奥義書」で嘘と混乱の支配者とされる悪魔の事だった。

 声優学校で学院生として存在していた時の彼が使ったマイクはその授業後取り替えられたという。彼専用のマイクが定位置に存在し、彼が練習するテキストに、「ドラゴンボール」も「クレヨンしんちゃん」も無かったというのは、彼が「オラ!」という台詞セリフを発する事を拒んだからであった。

 1995年1月17日の大阪近辺を襲った阪神・淡路大震災で、彼は被災した女性が寝ている所を襲い、その様子の一部始終が防災ヘリで生中継されていた事を知らない。

 防災ヘリが空中から俯瞰ふかん映像で捉えた悲惨なグロな映像。

 キヨGはその時、有名なドラッグストアと同じ名前をしていた事で、その後のドラッグストアのCMが流れなくなった原因の一つとされ、その二年後に起きた神戸市須磨区で起きた小学生2名が亡くなってしまった一連の事件の原因として、その大地震の際の死姦事件が存在した。

 キヨGが青猫ブルーのユニフォームを着ていた時、その工場内にも関西地方から赴任した社員もいたが、彼の存在を知っていた者から、その工場周辺の住人への警告として、暗号で隠されたまま、相手へ伝達された。

 彼が工場周辺で探していたのは、彼の姉が「何かあった時は、『との』を頼れ」という言葉を残しいなくなったからだが、その実、彼の姉は身分と本名を隠し、工場内で彼を監視していた。

 彼が自分で流した嘘を、他人から聞いた時。

 彼が嘘で流した情報が、真実であると勝手に錯覚し、自分の嘘が真実であったと確証するに至り、彼は自分の嘘が真実であると確信し、その後も嘘をつき続け、自分の嘘が真実になるという幻想を信じ込む、妄想のモーホーになっていたのだ。

 その実、彼は絶対的に優しく背が高いイケメン男性を探し続け、その男の知り合いになる事で、イケメンの側にいる事で自分の評価を高めようとしていた。

 イケメンに嫌われたくない女性は、その女装オカマのっキヨGにも冷たく出来ない状態で、彼は容易に美人にでさえ近づく事が出来た。

 その容易さを利用し、彼は美人に平気で近づき、盗撮や強姦という女性にとって忌まわしい罪を犯していた事も後の警視庁の捜査で判明している。

 彼が撮影した映像や動画が決め手となった事件。

 キヨGは性的犯罪者として、広域指名手配犯として警視庁で逮捕後、裸にさせられ、自分の局部を自分で刺激し、その陰茎の長さと大きさを確認する為の写真を撮影された。

 強姦事件などの性的犯罪者の末路は、自分で撮影した映像の局部と自分の本物の陰茎が同じであるかの確認の為に、そういう写真が撮影されるのだが、性的犯罪者の居場所を把握する為、その前科がついた犯罪者が刑期を終えて、刑務所を出る際には、アメリカの場合、皮膚に位置特定の為のGPSが挿入される事になっている。


 それをアメリカの犯罪者は、UFOにアブダクティーされたとして、医師にそのGPS特定装置を外させる手術をさせる口実、名目として、位置特定GPS除去の外科手術をさせているという事を余り大衆は知らない。


 昔のイエス・キリストの場合はどうかは知らないが、女性が浮気をした時、その出来た子供が宇宙人の子供だと夫に言い張り、その自宅で出産した子供をそのまま殺してしまうような事件があったという想定は誰にでも出来る事だった。


 イスラム教の場合、不倫や結婚前の性交渉をした女性は、火炙り刑に処されるが、娘可愛いその家族は、その地域で一番醜い男性を見つけ、その男性が強姦し、娘が汚されたと訴え、無実の男性が死刑となっている場合があるのだ。

 無実の男性もいるが、実際に自分の罪を他人に着せる場合もある。


 イエス・キリストが、ユダヤ教徒が受けるべき割礼という、男性の陰茎の包皮を生後八日目に切り取る手術をしていなかったというのは、その時ローマ帝国の支配下にあったカナンの土地のエルサレムへ、四年に一度の戸籍登録へ向かっていた途中の馬小屋で産気づいた、ヨセフとマリア夫婦の子供として生まれたイエスが、生後八日目の割礼手術を受けてい無し事は自明の理であって、ナザレのイエスが偽ユダヤの王とされたのは、ユダヤ教徒の男性が包茎である訳がないのに、その包皮があった事で、逆に強姦など出来ないイエスに女性が近づいてきたという事も想定出来る訳だ。

 エルサレムのゴルゴダの丘(シャレコウベの丘)で十字架刑に処された時に明らかになった、イエスが割礼の手術を受けていなかった事を確認出来たエルサレムの住人が、イエスが正式にヨセフの子供であって、王統を受け継ぐべき人間である事と、強姦事件の犯人でもない事が確認され、イエスの罪が晴れた事で、イシュアナギイト=救い給えダビデ王統を、という意味のイザナギノミコトの通り、イエスの家系は救われたのだ。


 バラバ・イエスとはラビの子イエスと言う意味だが、ラビは妻帯している事が条件であるのに、ナザレのイエスは結婚していなかったというカトリックの正統なる解釈はやはり正しいと言わざるを得ないのは、ダビンチ・コードの主張が正統ではない証明にもなるのだろう。

 実際ダビンチ・コードは色々な国で発禁処分を受けており、作者のダン・ブラウン氏もボディー・ガードを雇わざるを得ない状況で、その命を狙われている事実がある。


 イエスがマリアの連れ子として、やもめのヨセフへ再嫁さいかしたとも考えられるが、ヘブライ語でミリアムがマリアの事で、マリアの姉か従姉妹が聖エリザベートという、ユダヤ王家に連なるハスモン家のザカリアの嫁として洗礼のヨハネを生んだ人であり、洗礼のヨハネと母親絡みで従兄弟であったとされるナザレのイエス。

 母親の親戚絡みのペテロも親戚であり、大ヤコブ、小ヤコブはヨセフの前妻の息子とされ、イエスそっくりとされたトマスの本名は、デドモ・ユダ・トマス。


 デドモはヘブライ・アラム語で双子の意味であり、トマスはギリシャ語で双子の意味なのだ。


 トマス外伝では、聖トマスはインドまで赴き、大乗仏教と関係深いとされ、マイラポールで槍で刺されて死んでいるという伝承が存在する。

 イエスの身代わりでトマスが十字架刑に処されたというのは誤りかもしれないのだ。


 バラバ・イエスが、ベラビとして、ラビの子として認知されたイエスであり、偽ユダヤの王とされたナザレのイエスは、ラビとして認証されていなかったからこそ、十字架刑に処されたのであって、決してバラバ・イエスがイエスの子である可能性もなく、ダビンチ・コードの主張は正統ではない可能性が高いのだ。


イスラム圏でもあるアフリカで、不倫や婚前交渉の結果、火炙りになっていた女性。

 四人まで女性を娶っていい法律であるイスラムの世界。

 例え日本でイスラム教に改宗しても、重婚罪が適用される日本の民法、刑法では、ハーレムは許されていない……。



本番28 了

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