【電子レンジで温めたお料理は冷めやすい!!ちゃんと理屈もあるし、そいつを応用してラーメンも作っているんだ!!】



みんなは電子レンジを愛しているか?

 

私はそれなりにお料理しちゃうタイプのオタクだから。


電子レンジにはそこそこ多機能性を求めたりするぞ!


職場にもちゃんと設置している。


お昼ごはんはあたためたいからな……っ。


寒い冬には温かいカフェオーレを作りたくもあるっ!! 


ほんと、とんでもなく便利でラブリーかつ身近なマストアイテムだよな、電子レンジってば。 


大昔はコイツがなかったと思うと、過酷すぎるよな……っ。


重機もないのにピラミッドとか万里の長城とかハンドメイドで作らされていたりする時代と同じくらい住みにくそうだよ、レンジがない世の中なんてな……っ。 


良かった!! 


現代人で……ほんとうによかったと思うことの一つだよ。


さてと。 


本題だ。 


電子レンジで温めた食品というのは、じつは他の手段で温めた場合よりも冷めやすいんだぞ。 


どういうわけか? 


温める方法が問題というか原因だな。 


電子レンジってのは食品中の水分子などを振動させて加熱していくわけだ。 


その結果、とんでもないスピードで食品の内部まで温められる。 


理想的なセッティングでは、食品の全体が同時に加熱するわけだからな。 


一般的な調理の過熱方式というものたちは。


熱を一方向から伝導するか、蒸したりグリルしたりするように、表面から間接的にじんわりと伝えていくことしか出来ん。 


内部も含めて全体的に急激に温められるからこそ、電子レンジはハイスピードで料理を温めることが可能だ。 


それはいいんだけどな……。 


何にでも副作用というものはあるものだ。 


ハイスピードで、しかも内部までも過熱されてしまった結果。 


食材の内部にある水分がすぐに蒸気になってしまい。 


こいつで食材の内部が破壊されながら、食材の外部に蒸気が噴き出してしまう。 


内部から蒸気が貫いて、穴を開けちゃうんだ。 


肉をレンジにかけて、爆発させたりしたことはないか? 


あれは内部の蒸気が膨らんで、出口を探して暴れ回ったあげく、肉を破壊しながら外に飛び出した結果であるっ!! 


食材がもつ弾力や強度、内部の水分量にもよるが、大なり小なり電子レンジで加熱したとき、食材は蒸気による破壊を起こしているんだよ。 


微小なレベルで破壊されているから、結果として、やわらかくもなったりするな。 


で。 


どうして、こうなっちゃうと冷めやすくなるか? 


一つは穴だらけにされたことで外気を取り込みやすいということもあるが。


それよりも重要なのは、水分がかなり失われていることだ。 


温度をキープするためには水分量が大事になる。 


……まあ、細かく言えば分子の種類の重さの差とかが関係するけど気にすんな。 


『水が多い方が温めたお料理は冷めにくい』ってことさえ分かればいい。 


つまり、水分がなくなったお料理は、熱をキープしにくい!


電子レンジで急速に温められて、内部からも表面からも水分が外に抜けてしまっているお料理は、ほかの方法で温められた料理よりもガッツリと冷めやすい傾向にるな。


蒸し焼きとレンジでチンした肉まんとかでは、チンした肉まんのほうが冷めちゃいやすいから、早めに食べた方が美味しいな。


レンジはとんでもなく早く温められるけど、冷めやすくもしちゃうんだ。


ガッカリするな。


すばやく食べれば問題などないのだから!!


それに対策もあるんだよな。


レンチン前に水を吹きかけたり、サランラップで覆って水蒸気を逃しにくくしたり。


レンジで温めるものによって、メーカーが推奨してくる手段を選ぶと、メーカーのデザインしている理想の対策にはなるから、めんどくさがらずに素直にしたがったほうが美味しく食べられるぞ。 


ちなみに。 


人間というのは狡猾だから、レンジことマイクロウェーブ照射による加熱がもつこの破壊的な性質を、他のことにも使っているんだぞ。 


なんといっても壊すことというおこないは、加工の基礎だからな! !


みんなが愛してやまない、私も大好きなインスタントラーメン。 


こいつの加工にもマイクロウェーブ照射は使われていたりもするぞ!!


どう使っているかというと、ハナシはかんたんなんだよ。 


麺を作るときに使用していてな。


レンチンと同じで、麺に対して照射した後には、内部の水分が抜けて加熱処理が完了すると同時に。


表面から内部に向けて蒸気が麺をぶっ壊しながら抜けた『道』が出来ちゃうわけだ。


この『道』からな、お湯が麺の内部に入っていくわけだぞ。


そーすると、カップラーメンやらインスタントラーメンを作るとき。


お湯が内部に入り、麺に水分を与えながら加熱してくれる。


蒸気が出ちゃうときの穴が、今度は『お湯を内部に導くためのルート』にもなっちゃうというわけだな。


冷めやすくしてしまったが、温めやすくもなっているのだ。


こういうマイクロウェーブの破壊の特徴を使って、ラーメンやらフリーズドライ食品やら、インスタントで作り上げられる料理の種類が増えていったわけなのだよ。 


ミクロな世界で豪快なことをやっているような気がするよなー。


内部から沸騰させながら、爆砕していくんだぜ……っ。 


コエーよな、ドがつくレベルでエグイ感じのパワフルさを感じるぞ……っ。


 魔族の必殺技っぽくね?


 

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