邪鬼

わたしの耳元で

こそこそささやく


ココロが

ざわつく


わたしの足元に

すりよって

わたしを見上げる


月から天使たちが

降りてきて

ふーっと

息をふきかける


すべてが

銀色に輝く蝶になる


なにかに満たされたように

うれしそうに

舞い上がる



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