エッセイ、蛙、両生類。

蛙(かわず)

文章「おらっ、貴様の文体を寄越せ!」

どうすれば手っ取り早く、先人の文体を盗めるんですかね(暴言)


何が何でも文章を書けるようになりたいものでして、最近はひたすら他人の文章を書き写してます。毎日、模写、モシャ、もしゃりとひたすらに書き写す日々。「文章力を上げるには模写が一番さ!」とインターネットで読みましたが、これ本当ですかね? 本当じゃないと僕は困るのですけど。


とにかく、かっこいい小説を書き写していれば自分もかっこいい文章が書けるようになる。そう信じて取り組む以外に、現状は良い修行法が思いつかんので、このまま続けてみようと思います。小説を書くってのはもっと芸術的な知能労働なのだと思い込んでいましたが、本当は修行に次ぐ修行が必要なドラゴンボールの世界ですねぇ。


ところで「模写すれば、その人みたいな文章が書ける」って、「他部族の戦士の肉を喰らえば、そいつの強さを吸収できる」って考え方の食人族みたいで素敵ですよね。僕の場合、一番好きな作家はヘミングウェイなので、彼の文章をしばらくはムシャリと喰っていこうかと思う次第。


何か書くぞーというとき、お話は思いつくので。自分の文体を手に入れてから文章アレルギー(自分の書いた文章が気持ち悪く感じる)を治すことが出来れば、執筆がもっと楽しくなるはずなのです。覚悟しろ、ヘミングウェイ。バリバリと喰ってやるからな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る