第1章 ヴァーラス城
第1章 主な登場人物
第1章 主な登場人物
※階級・年齢は帝国暦383年当初のもの。
==〖帝国〗 ===========
【レイス隊】
◆セラ=レイス
帝国陸軍少佐。
帝国東征軍の先任参謀。
紅毛に
◆キイルタ=トラフ
レイス家に代々仕えてきたトラフ家の息女。
帝国陸軍中尉。
帝国東征軍の参謀。
レイスの腹心。レイス隊女性副長。
灰色の瞳、蒼みがかった黒髪が美しい24歳。
◆アシイン=ゴウラ
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の参謀。
巨漢、厚い胸板、太い腕、黒い短髪(五分刈り)。
快活な性格ながら、暑苦しい。
◆アレン=カムハル
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の参謀。
喜怒哀楽に欠け、猫背と左目にかかった前髪は、やや神経質そうな印象を与える。
測量に優れ、バイオリンが得意だが、器用貧乏の域を出ない。
◆ニアム=レクレナ
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の最年少参謀。
蜂蜜色のボブヘアが躍動的。
天然と積極性のハイブリッドな乙女。
【帝国東征軍】
◆ズフタフ=アトロン
帝国陸軍大将。
帝国東征軍総司令官を務める。
白髪白髭、朴訥とした69歳の老将。
ふさふさとした口髭、もそもそとした喋り方。
野暮ったさが抜けず、付いたあだ名は「農夫」。
◆スタア=オウェル
帝国陸軍中将。
帝国東征軍参謀長をとして
自他に清廉潔白たれと求めている。
容姿も性格も謹厳実直な51歳。
◆リーアム=ブレゴン
帝国軍少将。のち中将に昇格。
帝国四将軍の1人にして最年長、しわがれ声の64歳。
帝国東岸領北部を領す。
◆ユアン=イース
帝国軍少将。
帝国四将軍の1人で最年少47歳。
太鼓腹を揺らし、ブレゴンに従う。
ブレゴン家に次ぐ規模で、東岸領北部を領す。
恰幅とは裏腹に性格はケチでセコイ。
◆エイグン=ビレー
帝国軍少将。
四将軍の1人で53歳。
帝国東岸領南部を領す。
帝国東征軍右翼を統べる。
小柄で甲高い声。
あだ名は「禿げ鼠」ながら無類の馬好き。
◆ゲイル=ミレド
帝国軍少将。
四将軍の1人で50歳。
出っ歯を光らせ、ビレーに従う。
ビレー家に次ぐ規模で、東岸領南部を領す。
◆エイモン=クルンドフ
帝国陸軍中将。
帝国東征軍副将。
小柄で暗愚だがオウェル失脚後、参謀長を兼ねることになる。
マグノマンとは同期の49歳。
◆イブラ=マグノマン
帝国陸軍准将。
中央の一角(第2旅団4,000)を任される。
クルンドフとは同期の48歳。
「
【東都ダンダアク】
◆アルイル=オーラム
帝国陸軍上級大将。
帝国宰相の嫡男にして東岸領の総統。
東征軍のオーナー。
肥満体(歩くラード)で
無類の女好きな32歳。
◆ターン=ブリクリウ
帝国陸軍大将。
アルイルの傅役。
瘦身長躯にして狐のような容貌の67歳。
ポマードで撫で上げた黒髪、黒い外套・黒い軍靴から、レイスが付けたあだ名は「黒狐」。
==〖ヴァナヘイム国〗 =======
◆ソル=ムンディル
ヴァーラス城主の娘。
くすんだ赤髪、アンバー(琥珀色)が入っている薄い水色の瞳。
13歳ながら、その美しさがヴァーラス領界隈において持て囃されている。
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