第12話 初戦闘をしました

 俺たちはシンが感知したゴブリンと戦闘になりました。


「よっしゃ!!行くぜ!!」

「あ、待ってくださいアキト!!って、もう戦ってるし。しょうがないシュンイチさんと私でアキトの援護しましょう。シンは私たちの周りを警戒してください。」

「了解」

「分かりました。」


 アキトが一人でゴブリンに突っ込んで行った。やはり、初戦闘だからか少し興奮してるみたいだ。


「グギャギャ」

「おりゃ、喰らいやがれ!!」


 アキトの剣が一匹のゴブリンを真っ二つにした。最初、イチレベだからゴブリンにも苦戦すると思ってたが、案外ゴブリンは弱いのかもしれない。


 そして、アキトが一匹、二匹と倒していき俺たちは援護組はアキトがカバーできないゴブリンを倒していった。


 そうして俺たちの初戦闘が終った。

 倒して合計のゴブリンの数6匹だった。

 初戦闘なのかみんな疲れきった様子だ。


「これからどうするんだ?」

「そうですね、まずはゴブリンの耳を切り取ってください。ほかのところはいらないのでまとめて僕が燃やします。」


「「「了解!!」」」


 俺たちはゴブリンの耳を剥ぎ取り、ゴブリンの遺体を集めて一ヶ所にまとめていった。

 ゴブリンの遺体はなかなかの臭いでした。


「おい、リョウ!!そうとう臭いぞどうするんだよ!!」

「大丈夫です。こんなこともあろうかとちゃんと浄化魔法も覚えてきたので安心してください。」

「いつの間にしたんだ?」

「昨日のうちにですよ。最後の雑貨屋でそういう魔法書があったので買いました。あとで行きますよ。みんなの覚えて損はないですからね。」

「なるほどな、よしこれで全部だぜ!!あとは頼むぜ」

「了解です。火魔法を使うので少し離れてください。では【プチファイヤー】」


 リョウの火はゴブリンに着火し燃えていった。それから数分で跡形もなくなくなっていった。そう思っていたのだが燃えた跡には

 小さな光る石が残っていた。


「それは、魔石ですね。小さいので使い道が少ないですが、売れるので拾っておきますよ。」


 なぜリョウは、俺たちの知らないことを知っているのだ。いつの間に調べているのだろうかそれが謎だ。


 そうして、俺たちの初の依頼はこれで終了となった。


 帰り道も行きとは違う道で帰りながら採取出来るものはして帰っていった。


 そうしながら俺たちは街に着き、報告をするためギルドへと歩いて行った。





 基本はほんわかとストーリーが進んでいきます。

 戦闘シーンも重要な戦闘じゃない限りはほんわかです。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る