第118話 『その日、後始末を丸投げした』

 さて、刀の武器スキルかぁ。どう説明しようかな。

 まず私が使った流派『閃光流』は、DEXとAGIを特化させた一部のプレイヤーにしか全ての技が扱えない、神速の抜刀術をベースとした流派だ。勿論プレイヤーが発案した流派で、『神速の一撃』という単語に心を奪われたプレイヤーが考案した流派だ。

 使用するにあたっての要求値が、最初の壱之太刀から既に高い分、技の出が他の流派より優秀だったりした。


 閃光の名に恥じない抜刀速度は目にも止まらぬ速さで、敵は刀が抜かれたことすら気付かず死ぬという。実際に対人戦では、『閃光流』を相手に使わせたら勝敗が決まるとまで言われ、一時期は相手に撃たせないために、技の潰し方などが流行したりもした。


 PVPなどでの実利はさておき、そんなキャッチフレーズに心惹かれて、頑張って習得をした。シラユキちゃんがそんな抜刀術を放つとか、その姿が芸術的過ぎて痺れちゃうもの。


 しかし『閃光流』は前述の通り、DEXとAGIの2種類の成長率が高いキャラクターでないと、全ての技は習得出来ない。つまり、CHR特化型のシラユキちゃんでの習得は現実的では無かった。

 けど、それでも何とか使ってみたかった私は、武器や防具、アクセサリーなどの装備品。そして一時的な増強スキルやアイテムを駆使し、限定的な条件になってしまうが、無理矢理条件を達成させることに成功し、習得及び使用可能にまで持って行った経緯がある。


 覚えたとしても使う時にもそのステータスは要求されてしまうので、実質趣味枠というか実戦向きに使うことはほぼなかったんだけど……。

 雰囲気を楽しむにはそれだけでも十分だったのだ。カワイイシラユキちゃんが、カッコイイ技を使うのはやっぱり浪漫があるしね!


 そんな『閃光流』。使『グランドマスター』という職業なら、十全に使いこなせるというもの。

 早速アビリティで威力をブーストさせてみたところ、魔人が一撃で倒せてしまった。カッコ良くて強い。最高!


「んー、あれはそうね、まあ想像の通り和国の技よ。『閃光流』という特殊な流派でね。その速さと威力は先ほど見て貰った通りよ」

「やはり! という事は、レディーは和国の姫君なのかい?」

「あら、詮索は無粋よ。でもそうね、和国は雰囲気も料理も国柄も好きだけど、そこに籍を置いている訳ではないわ。私は気ままに旅する根無し草なのよ」

「そうか……。いや、すまない。興奮してしまったようだ」


 まあ、しばらくは王国に根を張るつもりではあるけど。


「君さえよければ、今度手合わせをして頂きたい。レディーには剣を向けられないとは言ったが、あれほどの技を持つ武人には失礼な物言いだった。それと勿論、先日の勝負とは別でお願いしたい」

「あら、稽古? 良いわよ。ミカちゃんは片手剣が中心よね、流派は何かしら」


 私も丁度武器スキルを上げたいと思っていたところだし、嬉しいお誘いだわ。素振りでの成長にも限界はある。


「ありがとう。流派は『ソードナイツ流』だ」


 ああ、が作った正統派の剣術ね。基本的に王国の騎士で片手剣持ちは、この流派であることが多い。


「格はどれくらいかしら。あと、覚えている型も教えて頂戴」

「本来であれば秘匿するところだが、レディーであれば話そう。『ソードナイツ流』では免許皆伝を賜っている。型は『壱之型』から『参之型』まで。そして『伍之型』と『陸之型』を修得している」

「うん? 『肆之型』は?」

「うむ……。『肆之型』は失伝していてね、この国の『導き手』は誰も修得していないのだ」

「ええ……」


 『導き手』は『紡ぎ手』と同じように、自分が覚えていて使を他者に伝えることが出来る職業だ。

 それがたまたま、4だけ未取得な人だけが残ったの? なんてヘンテコな世界なの……。


「じゃあ『漆之型』以降も……?」

「ああ、王国からは完全に失われてしまっている。他国ではどうかは解らないが……戦いの技術だ。そう簡単に外部へ漏らすことは無いだろう」


 ここでも貴族の独占欲か。衰退しているのは王国じゃなくて世界の怠慢ね。


「そうなの。ならその時に、ちょっとしたサプライズプレゼントをあげるわ。ちなみに第二騎士団内で『ソードナイツ流』の使い手は何人くらい居るの?」

「うん? はは、それならば改めて数えるまでもない。第二騎士団の全員が『ソードナイツ流』さ。彼女達は皆、私に憧れて騎士団に入ったからね。真似をして同じ剣術を磨くのも頷けるというものさ」


 自分で言ってりゃ世話ないわね。

 まあ確かに、第二騎士団は女性しか入れないけど、何も女性はそこしか道がないわけじゃない。第一騎士団にだって女性の騎士はいる。なのにわざわざ所にわざわざ入団するくらいだもの。つまりは全員がミカちゃんのファンということよね。


「ふぅん」


 ついでにミカちゃんの剣もおく。


**********

名前:鋼鉄の剣

説明:鋼鉄で製造された片手剣。特段これと言った特殊な技法は一切使われていない量産品。

攻撃力:145〜170

武器ランク:4

**********


 ……うわ。

 これはひどいわ。魔人と戦うにしては……。いえ、それ以前に騎士団長としてもっと相応しいものを持つべきよ。


「この剣は、ミカちゃんのお気に入りだったりする?」

「いや? これは予備の武器でね。強靭な武器を用意しても、強敵との戦いについて来られないのだ。先程の戦いでも2本が砕け散ったよ」

「ああ、なるほどね」


 ミカちゃんのステータスと武器のランクが釣り合っていないのね。あと、魔人の剣の方が格が高かったりしたんでしょうけど……。


 魔人の剣は、と。


**********

名前:魔人の黒剣(破損)

説明:魔人の爪と鋼鉄が配合されることにより誕生した『魔人鋼』製の剣。現在は粉々に砕け散っている。

攻撃力:230〜272→なし

武器ランク:6→0

**********


 見事にバラバラに破壊されていた。きっとさっきの私の攻撃で砕けたのね。

 まぁ『魔人鋼』はそれほど良い素材とは言えないし、格としては『魔鋼鉄』と大差がない。と言うか魔人にとっての『魔鋼鉄』とも言える。

 それが自力で作れている時点で、王国よりかは生産技術は上ね。


「騎士団が魔人に苦戦した理由がわかったわ。まあそれはさておき、私デートの途中だったの。この場の処理は任せちゃって良いかしら」

「はっ。レディーの仰せの通りに」

「よろしく。それじゃあまたね」


 ミカちゃんへ面倒事を丸投げした私は、風の鎧を纏って王都の方角へと走り出す。そして周りに人が居なくなった段階で足のバネに力を込め、空へと跳び上がった。

 今の超人的なまでのステータスが出来る、加減なしの全力跳びだ。どこまで跳べる物なのかと思ってやってみたが、景色の変化は目まぐるしかった。

 王都を囲う城壁は遥か下に。王都の中でも一際高く聳える王城の尖塔すら、同じ高さにあるのではと錯覚してしまうほどだった。実際にはまだそれほどでの高さまで飛んではいないのだが、脅威的な跳躍力である事には変わりない。


「これは、本当に力加減の練習が必要ね……」


 跳躍も、走り込みも踏ん張りも。そして攻撃における打撃も蹴技も。

 家族と戯れ合う時の力加減は、無意識に出来てはいるんだけど、それ以外にも活用する場面は今後増えていくだろうしね。学園に入れば対人戦の機会も出てくるでしょうし。

 やっぱり加減が出来るかどうかは大事よね。アビリティの『お仕置き』に頼って全力攻撃してたら、その内トラウマになる人も出てくるだろうし。舎弟一号をぶっ飛ばした時とは、ステータスがあまりにも違いすぎるもの。


 そんなことを考えつつ、空を優雅に飛びながら目的地へと向かうのだった。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「ただいまー」

「おかえりなさいませ、お嬢様」


 行きと同じように窓から戻ると、アリシアが待ち構えていた。


「あ、アリシア。試験は終わったの?」

「はい、つつがなく。私の所用でした特級の資格も、無事更新することが出来ました。お母様も三級の資格を取得し、続けて二級の資格を受けております」

「おおー」


 思わず拍手してしまうが、とある事に気が付いた。部屋の中にはアリシアしかいないのだ。


「他の皆は?」

「はい。リリはお母様の所で結果の発表を待っています。フェリス様とソフィア様も、それに付き添う形です。リンネ様は先程、部隊からの報告を受けてギルド内を奔走しております」

「それでアリシアはここで待っててくれたんだ?」

「はい。お嬢様が窓から飛んでいかれたとの事でしたので、再び窓から戻って来るだろうと予想しました」


 流石アリシア。


「恐縮です」


 まだ何も言ってないんですけど!


「それで、如何でしたか? 魔人が現れたとの事でしたが……」

「それで心配して待っててくれてたんだ?」

「はい。お嬢様の敵になり得る存在は居ないだろうと思っていますが、あの首輪を作った張本人のようですし……」

「そうね。危うくミカちゃんがヤられてしまう所だったわ」


 実際ナニかされていたみたいだったし。『浄化』で治ったとは思うけど、念のため今後も、経過は確認しておこうかな。


「彼女が……。そう、ですか」

「ミカちゃんが追い詰められた原因は装備と魔法ね。両方とも騎士団として私が求めている水準から著しく低い物だったわ。せめて今のアリシアとは言わないまでも、リリちゃんくらい魔法が使える人材が揃っていれば苦戦しなかったと思うわ」

「……それはつまり、リリが何人もいれば魔人を倒せると?」

「そうね。今のままだと心配だけど、もう少しレベルを上げれば……長期戦になるかもしれないけど勝てたと思うわ」


 本来、あのクラスの魔人を倒すなら、リリちゃんだけでは絶対に足りない。でも、この世界に今のところパーティの枠数と言う概念が存在しない。

 つまりは、パーティの6人制限という枠に囚われず、何十人ものレイド規模で囲めば、あの程度の魔人なんとでもなるはずだ。


「だから、今後は学園もそうだけど、実際に最前線で戦う彼らの武器や防具も優先的に強化していこうと思うの。その時は手伝ってくれる?」

「勿論です。お嬢様のそばには、いつも私がおりますから」

「ふふっ、ありがと!」


 そのままアリシアの手を取り、ソファーに一緒に腰掛ける。


「それで、ママの試験は大丈夫そう?」

「そうですね……。三級は作法のチェックだけでしたからすぐに終わりましたが、二級は作法に加えて筆記。場合によっては筆記と実技の両方が加わります。その為、二級から難易度は跳ね上がるので、一般的に一発合格出来るメイドは2割程度と言われています。ですがお母様なら見事突破してのけるでしょう」

「そっかー。筆記って何を書くの? 心構えとか?」

「それも有りますが、一番の難問は場面ごとの例題を提示され、それに対しどの様に行動し、どう対処するのが最善か答えよ。というものがあります。それは当人の素養や技術次第では答える内容は千差万別となる為、決まった答えはありません。ですから、難しい内容を書き込んだ場合は、それに見合った実力も試させられます。それが実技テストという事ですね」

「ほぇー」


 就いている職業による技術力だったり器用さだったり、あとはまぁ、ステータスだったり行使出来る魔法だったりも、関わって来るもんね。『神官』からの職業変更による職業ではない分、もし同じ修行を経たメイドさんでも、その実力に差は出るという事ね。

 面白いわ。いつかこっそり受けに行ってみようかしら。


「例えばお嬢様が教えてくださった、主人が水を求めるシーン。アレも筆記試験ではお馴染みと言えるほどによく出る問題なのです。今までは魔法で解決すると言う答えは笑い者になる可能性が高かったのですが、お嬢様の教えによりその限りではない事が判明しました。今のお母様なら、冷たい水も熱い水も出すことが出来ます。もし同じ内容の問題が出れば、満点の評価を得られる事でしょう」

「へぇー」


 嬉しそうに話すアリシアを見てると、つい顔が綻んじゃうわ。


「あっ! も、申し訳ありません。少し熱が入ってしまったようです……」

「あら、気にしていないわ。それよりも私は、アリシアが楽しそうに話しているのがたまらなく嬉しいの。だから、遠慮しないでもっと教えて?」

「お嬢様……。はい!」


 そこからメイドの試験に関してのあれこれを聞いた。気を利かせたのか、部屋には誰も入って来なかったわ。一応ここ、ギルドマスターの執務室なんだけど……。まあいっか。


 アリシアが言うには、例年通りであればママの試験はあと1時間ほどはかかってしまうとの事。

 私も、戦闘で枯渇してしまったアリシア成分を、イチャイチャで補給出来たし、とりあえず満足!


「ママはもう少し掛かりそうなら、ちょっと盗賊ギルドを見回っても良いかな? どんな仕事があるのか見てみたいし」

「はい、お嬢様。お供致します」


 アリシアと手を繋ぎながら、盗賊ギルドのエントランスまで行くと、思ったよりも静かだった。情報が入ってきててんやわんやしてるかと思ったけど、流石は情報を扱い隠密と静寂を好むギルド。

 忙しそうにパタパタと動き回る人はいても、発する音は最小限。ギルド員の表情も、特定の感情が読み取れないポーカーフェイスだ。でもどこか、浮ついてるというか気分が高揚しているかのような雰囲気は感じられた。


「意外と静かなのね」

「盗賊ギルドですから」

「それにしても……」


 きわどい格好の女の子が本当に多いわね。引き締まった躰に艶めかしい魅惑の太もも。足を使うお仕事だからかな? とっても良い脚をした子達が多いわ……!

 それに人材は小柄な子からグラマラスな子まで。幅広いバリエーションね。本当にここ、公共のギルドなのよね? そっち系のお店じゃないわよね??


「アリシアもこんな格好してたのかな……」

「私が活動していた時は、肌を隠していましたから」


 あんなメイド服着てたのに?

 まぁでも、アリシアの美貌なら隠さないと悪目立ちしちゃうか。それなら身軽さを犠牲にして、暗部のエイゼルさんみたいに、顔を隠して隠密に専念したほうが良いのか。

 それにしても皆カワイイなぁ。カワイがり、したいなぁ。……おっ!


 クエスト掲示板の正面、張られた依頼と睨めっこをしている少女を見つけた。

 その子は黒髪で童顔。短く切られた髪に意志の強そうな瞳。ボディはスレンダーだけど、太ももはムチムチしてる……! 軽装だけど肌面積は少ない。スカートの下はレギンス? いえ、あのぴっちり具合はスパッツね。そして精一杯のオシャレなのか、カワイらしいリボンが印象的。

 黒髪に赤リボンはキュートでカワイらしいわ。でも任務中は、やっぱり外しちゃうのかな? ううん、勿体ないわ……!

 

 盗賊ギルドの皆さんはさっきからチラチラと私達の事を見ているのに、この子は何に夢中になってるのかしら。その真剣な表情、それに横顔はとってもキュート! 今すぐ抱きしめてカワイがりたくなるような庇護欲も掻き立てられてしまうわ!

 私もどんなクエストがあるのか、見てみよーっと。


 えーっとなになに?


『ジュエリーモールの発見情報求む:ゴールド 成功報酬金貨8枚。情報精度により増加有り』

『ハイドロウィングの風切り羽根の採取:シルバー 報酬大銀貨4枚。枚数に応じて増加有り』

『第33回憧れの職業国勢調査―南区―:ブロンズ 報酬銀貨3枚』

『王国西部での行方不明者捜索:シルバー 報酬は情報次第』

『王立図書館の紛失物捜索:アイアン 報酬は大銀貨1枚。発見数と遺物の状態次第で増加有り』

『貴族のペット捜索:ブロンズ 成功時のみ報酬大銀貨2枚』

『倉庫整理:ブロンズ 要3人以上、もしくはそれに見合う実力保持者 報酬銀貨5枚』

『学園生徒初等部のダンジョン護衛:アイアン 報酬大銀貨8枚』

『学園生徒高等部のダンジョン護衛:ゴールド 報酬金貨2枚』

『ビラ配り:カッパー 報酬大銅貨5枚』


 詳細を読むのはやめたけど、タイトルと報酬だけでも色々あるのね。こういうのを見るとちょっとワクワクしちゃう。


 正直ペット捜索もそうだけど、ビラ配りとか紛失物捜索とかもやってみたい……!

 職業調査なんてのも楽しそうだわ……!!


「ねえアリシア、このカッパーやブロンズって、冒険者ランクみたいなものなの?」

「はい。盗賊ギルドでは宝石や鉱石になぞらえてランク分けされています。下から『カッパー』『青銅ブロンズ』『アイアン』『シルバー』『ゴールド』『白金プラチナ』『金剛ダイアモンド』です。私は以前までの活動で『白金プラチナ』を頂いております」

「ほへー」


 『カッパー』がFランクで『白金プラチナ』がAランク。最後がSランクって感じなのか。ランクが上がればお宝感があがるのね。

 それでこの子が見てるのは、と。


『ジュエリージェムの発見情報:ゴールド 成功報酬金貨15枚。ジュエリージェムという特殊なスライムの発見情報。清らかな湧き水のある深い森に生息するとの情報有。討伐不可、接触不可、魔物鑑定の魔道具及び記録の魔道具必須。受注条件にギルドマスター及び依頼者との面談有り。魔道具の貸し出し可』

『少数魔族アラウルネの発見情報:プラチナ 成功報酬大金貨8枚。魔物の少ない森に住むと言う少数魔族アルラウネの亜種。人類に対して敵対することは稀だが、臆病な種族の為接触不可。見つかるのも厳禁。特例として魔族アルラウネの情報でも可能とする。記録の魔道具必須。受注条件にギルドマスター及び依頼者との面談有り。魔道具の貸し出し可』

『魔族吸血鬼の発見情報:ダイアモンド 成功報酬白金貨5枚。情報により応相談。Sランク級の敵対生物であり危険な存在の吸血鬼の発見情報。接触不可。接触の痕跡があれば隔離の可能性がある為十分に注意されたし。記録の魔道具及び、上位聖水の所持必須。受注条件にギルドマスター及び依頼者との面談有り。魔道具の貸し出し可』


 おおう。

 お願いした案件がすぐに依頼に上がっているのは嬉しい限りだわ。仕事が早い。面談有りっていうのは、その人たちが信頼に足るかどうかチェックするのよね。公爵様や陛下経由で連絡するって言ってたけど、レスポンスは可能な限り早くしてあげたいし、どうするのが良いんだろ? でも、今この子が受けてくれるのなら手間が省けてよさそうね。

 周りのクエストに比べても報酬が割高なのは、公爵家や王家が報酬に関わってるからなのかしら? と言うか正直、私の依頼だから私が支払っても全然かまわないんだけれど。


『盗賊ギルドの人達って、皆イケイケで目の保養に最適な場所ね!』

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