明日は我が身、ドコモ口座不正送金問題に思うこと。
今回の事件で衝撃的だったところは、
ドコモの携帯電話はもちろんドコモ口座のサービスすら使っていない関係の無い(ドコモ口座との提携にたまたま対応していた地方銀行にお金を預けていた)人達の間からも多くの被害者が出たところだと思います。
過去の事例でみずほ銀行に至っては、過去に複数の決済事業者で不正出金が確認されたと発表したそうです。
みずほは二段階認証を用いていたそうですが、当時残高をウェブ上で確認できた別サービスが不正アクセスを受け、そこから情報を抜き取られたことで二段階認証を突破されてしまったようです。
つまり、二段階認証をしているからといって、不正送金の可能性はゼロにはならないのです。
僕や、今僕のエッセイを読んで貰っているあなたが被害にあってもおかしくない。
と言うか、今回のドコモ口座に該当の地方銀行にお金を預けている人は
もしかしたら明日通帳記帳してみたら今回の事件の被害にあってるかもしれないです。
いやほんとマジで。
こんなの自分で対策しようが無いですよね。
今回はドコモが被害者に対して全額補償と伝えられていますが、下手すれば泣き寝入りですからね。
僕達はこれからの時代、いったい何を信用して生活していけばいいのだろうか?
疑心暗鬼のように自分以外の全てを疑って生きなきゃいけないのだろうか?
そんなやり場の無い悲しい気持ちになってしまいます。
サイバー犯罪等への国の施策を強化して、
被害に遭われた方の弁護士費用無料、
口座被害でも、クレジットカードのように補償が付くような救済措置のある制度にして、被害者が馬鹿を見ずに済むような仕組み作りをして欲しいです。
それと、今回はドコモ側から全額補償と伝えられましたが、もしどこからも救済が無かったら生活出来なくなって、たくさんの餓死者や自殺者さえ出ていたかもしれないのに。
大量殺人に匹敵する大迷惑なサイバー犯罪をやってる悪い人達は、早く警察に捕まって、二度と刑務所から出てきて欲しくないです。
経済的なお金の金銭感覚は人によって違うということすらも考えない。
自分に責任が来ないようにバレないようにして、自分の責任のもとで素性を明かすことすらしない、
卑怯で最低最悪な暗殺者なんですから。
セキュリティー問題に関しては現在、
ゼロログオン攻撃やLazarusグループによるMATAフレームワークとVHDランサムウェアを利用した攻撃等が水面化で問題になっているようです。
被害に遭えばもちろん、知らず知らずのうちに僕達の個人情報が盗まれる訳です。
パスワードが盗まれるだけならまだマシかもしれません。
口座や暗証番号、また一時期アマゾンマーケットプレイスで問題になったように、
知らず知らずの内に勝手に自分が加害者にでっちあげられて裁判にかけられ有罪になるなんてことも、
これからは起こり得るかもしれません。
怖いですよね。
自分自身や家族の身を守る為のITの最低限の知識は今のうちにから身につけておいたほうがいいのかもしれません。
みなさんは今回の事件、どう思われますか?
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