木枯らしが吹く

暖かい日差しにも関わらず

ヒヤリと冷たい風が頬を撫でる


少し前まで暑いと薄手でも平気で

涼しい物を常に欲していた


日の出は夕方になる間近には落ち

夜の時間が長くなった


天気予報では寒さが厳しくなると

暑さとは無縁の季節の到来を告げている


身の回りに必要な物が散々したベッドの上

布団に潜り顔と手だけを出す


こぼさぬ様に体制を整えホットコーヒーを啜った


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徒然の唄 四季 @a2m

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