十五夜
夏の暑さが徐々に和らぎ
肌寒さを感じる夜
台に乗った白いまる団子
花瓶に添えたすすきが揺らぐ
カエルの鳴き声は鳴り止み
虫達の合唱が鳴り響く
見慣れている筈の月が
より一際輝いて見える
うさぎが餅をついているのかなと笑みが溢れた
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