生存者

傷口がズキズキと痛む度に

恐ろしい出来事を思い出させる


何の前触れもなく 

見覚えの無い者に襲われた恐怖


平凡で安定した生活は崩れ去り

無気力な体は動かない


不安定な気持ちを拭い去るかの様に 

じっと壁を見つめる


何もかも失った世界は

何も無い空虚な世界に成り果ててしまった 












  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る