僕にとっての日常の象徴(しょうちょう)

それは彼女の変わらない笑顔

だが彼女の笑顔に暗い影が纏わり付く

それはまるで逃れられない定めかの様に

影の正体を知った時、彼女の笑顔は絶(た)やされ

僕の中で何かが目を覚ます

僕は彼女を影から引き離すが

影は因果の如く彼女を苦しめ逃がさない　

離しては戻ってしまう

何度も繰り返しながら闇の中を走り続ける

定められた運命が変えられない現実を

壊せる事が出来る可能性を信じて

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