第33代天皇　豊御食炊屋姫尊　額田部皇女

生没年:554〜628

在位:593〜628

欽明天皇（第29代）の娘。母は蘇我氏。

異母兄敏達天皇（30代）の皇后。

子に竹田皇子、

　　菟道貝蛸皇女（聖徳太子妃）、

　　小墾田皇女（押坂彦人大兄皇子）、

　　田眼皇女（舒明天皇妃）など

　日本史上初の女帝。厩戸皇子（聖徳太子）を皇太子に任じ、政務を摂（と）らせた。

　その治世中に、冠位十二階、十七条憲法の制定、遣隋使の派遣などが行われている。

　600年派遣の遣隋使は、正史『日本書紀』に記載されていないが、『隋書』倭国伝には「俀王姓阿毎（あめ）字多利思北孤（たりしひこ）號阿輩雞彌」と男王の名が残されている。

　日食の起きた5日後に亡くなった。

　伯父である蘇我馬子との間に密通疑惑がある。

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