第7話 アナログ人間を極める。
デジタル社会を批判するわけではございません。
昨今の、デジタル社会、便利さ、価格破壊のものや、
お財布に優しい制度・・・全て、今の私にとってはなくてはならないものでございます。
私は「古き良きもの」にすごく感銘を受けて、
それがまた、現代においても通用するということに、不思議な魅力を感じています。
PCに打ち込むのか、ノートとペンでメモを取るのか。
私はまだまだノートとペンでメモを取りたい派です。
その昔、電子レンジで、レトルトパウチのものをそのまま温めてしまい、焦げ臭く、そして、母に叱られたことを覚えております。
電子レンジがないと、今は生活が成り立たないんじゃないかなと思うほどに、生活に馴染んでいるものだと思います。
他にも、テレビだったり、ドライヤーだったり、掃除機だったり、全自動洗濯機だったり・・・。
当たり前にあるものが実はすごく開発に開発、勉強に、勉強を重ねた結果出来上がってるものなのだなと、私には到底思いつかないだろうし、そんな頭はありません。
DVDやCDもそうですね、レコードというものがあったそうですが、私の生まれた時にはすでにレコード盤は見たことがあるといった程度でしょうか・・・。
レトロなもので暮らしているという方が出ている、テレビ番組を見たことがあります。
そこには、昔の四角いテレビだったり、魔法瓶がうつってたように思います。
そういう思いつきって、どんな風に思いつくんだろうと不思議に思うわけです。
でも、それっていうのも、人間が開発したわけで。
朝は早くに起きて、一日しっかり動けるように、焼き魚とお味噌汁と白米で朝ごはん、お昼は食べ過ぎないように、にぎりめし、夜は早く眠れるように温かいものを頂く。
食事ですら、昔の人たちから習うことはたくさんあります。
今、私がデジタルから離れるとしたら、何もできないかもしれないと思いながらも、一度考えてみました。
まず、スマホは使えません。
そして、あさは目覚まし時計で、目を覚まし、ケトルでお湯を沸かすのではなく、野菜を切り、お味噌汁を作ります、
白米は炊飯器ではなく鍋で炊きます。
この時点で、けっこうな時間がかかっています。
そして、卵を焼き、魚はないので、質素に卵焼きと、お味噌汁と、おつけもので朝ごはんを摂ります。
片付けるときも水で洗います、お湯では洗いません。
洗濯です。洗濯はぴっぴではなく、洗濯板で何十枚もの洗濯物を洗濯石鹸でゴシゴシ、フワフワ洗います。
そして、脱水は手でくるくる回して、外に干します。
このくらいで多分もうお昼過ぎてるかな・・・。夕方近いかもしれません。
掃除です。
クイックルワイパーではなく、雑巾がけ、掃除機ではなく、ちりとりとほうきで掃除をします。
拭き掃除をしながら、ほうきとちりとりで掃除していきます。
このあたりでもう日は暮れていますね。
そして、お風呂を沸かします。
晩ご飯の食材を買いに行きます。
そして、晩ご飯を作り、頂きます。
お風呂に入り、髪の毛はドライヤーは使わないためタオルでずっと拭いてます。
ここまでくると、もう夜中ですね・・・。
いかに、今のデジタル化や家電の普及がすばらしいものかというのはよくわかります。
便利さは時間を買ってると思います。
少し時代を遡って、今に感謝してみました。
ですが、やはり、それに頼ってばかりだと、本来の人間力が鈍る気がしますので、どこかでアナログを取り込んでおります。
少ない洗濯(洗い忘れです)は手洗いしたり、たまにはスマホの電源をきり、読書をする。
そして、そのまま早めに休むなど・・・。
手放せないことはいっぱいありますが、だからといって頼りっきりになるのもなんだかなぁ・・・。
と、たくさんのことを考えたのは、朝ドラの影響もあるかもしれません。
本日も皆様の暇をいただきありがとうございます。
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