底辺からの希望

ひよらん。

第1話 底辺なんです。だから頑張れちゃうんです。

配信アプリで、配信しながら地下アイドルを始めて、2年が経とうとしております。

日常とかけ離れた仮想空間を味わえるということで、フォロワーさんたちもたくさんいてくださり、ファンの方もいてくださるのです。

でも、地下アイドルなんて、正直言いますと、ゴマンといるわけで・・・

それでも、頂点を目指しつつ、売れたい、活躍したい、有名になりたいと、何千人もの美女が、人知れず寝る間も惜しんで努力しているなかの一人でございます。


そして、一番は体が資本だというのに、ひとつふたつ、病気を保持しております。

もちろんヘルプマーク保持者。

ですが、見た目には全くわからないほどに回復しております。とはいえ、虚弱体質ゆえに、胃腸炎になる確率は一ヶ月で計算しますと、約8割は胃腸炎という日々であり、そこを改善するための努力もしております。

一ヶ月の2割は、黙っててほしいと思われるくらいに、元気で、活動的で、一日中動き回るのです。


レッスンの日なんかははりきります。


記念すべきファーストシングルを出したのですが、メンバーが受験のため、活動休止とし、一人でなんとか活動しています。

他の事務所からお声を頂くのですが、ひよらんのカラーたるものがございまして、それを塗り替えるのは、生まれてこの方したこともなく、変えようとも思わない、とても難しい性質なのかもしれません。


ですが、有名になりたいだとか、お金持ちになりたいなどは、二の次で、本当は自分の確固たる居場所がほしいのかもしれません。

自他ともに認めていただける、自身の居場所がほしいのだと・・・。

だから、配信アプリにしろ、この場にしろ、自分を表現したくてしかたないのだと思います。



さてさて、前置きがながくなりましたが・・・



寒すぎて、凍るんじゃないかと思いましたが、今のところ白湯を飲めば、ホカホカになる程度です。

手編みのマフラーも、ファンの方から注文をいただき、一つ一つ心をこめて編んで、やっと、一人目の発送が終わりました。

次にとりかかってる方のは、生誕祭という名のわがままな、自主イベントなのですが、そこにきてくださる方ですので、発送することなく、手渡すことができるため、日頃の感謝を直接伝えることができます。


人生って、自分のものだから、良くも悪くもなれる。

でも、道を間違ってしまうととんでもないことになり、判断力もなくなる。

そういうときは目上の人の話を聞くようにしております。

人生経験が豊富な方とかではなく、自分より少しでもたくさん生きてきた人って、絶対勉強になることがあるわけで、そこをうまく吸収したいのです。


日頃、よく感じることなのですが、感謝の気持ちがなく、惰性でものごとを行うと、何一つ自分にとって、満足感がなく、大切な時間を無駄にしていると気づいたのです。


感謝の気持ちが溢れるくらいの人になれるように、日頃から小さなことでも喜び、感謝し、恩を感じる、そんな人生であるとともに、なりたい自分になれるように、日々頑張っています。


底辺からだと、のぼるだけ。

のぼるだけだから、怖くないんです。落っこちることがあってもそれも楽しめるほどのビッグな大人になってやる。





今日も皆様の暇をいただき、ありがとうございます。

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