第4話

香莉が入院している間も、あの男の人のことは何回も見た。もしかしたらあの男の人は入院しているのかもしれない。

香莉が目が覚めたという情報を聞きつけた友達や上司が連日お見舞いに来てくれた。

香莉はあと余命5ヶ月とは思えないような様子だった。

お見舞いに来ている人も、香莉が余命申告されているとは知らないので、また元気になったら遊ぼうな。とか色々言っていた。


今日は検査の日だった。

また待合室にいると、あの男の人がやっぱりいた。


私は検査が終わり、男の人が気になったので、後をついていってみた。


するとある病室に入っていった。

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