第142話 仲良くなる方法
今日の患者は磯野啓太15歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
磯野啓太:中3男子です。一つ下の子を好きになりました。その子は大人しいけど、とても優しそうで可愛いなと思いました。でも僕はその子とはあいさつぐらいでしか関わったことがなく、接点も全くありまん。僕も諦めたくはないので、卒業までに告白したいのですがlineも知らないしずっと悩んでいます。どうにかして少しでも仲良くなる方法はありませんか?
渋沢吾郎:仲良くなる方法は、いきなりLINEを交換するより、話した方がいいですね。最初から話せないようでしたら、手紙でも渡すとかでもいいと思います。手紙はいいですよ。自分の自己紹介を一度にわかってもらうにはもってこいです。一度、手紙で自分のことをわかってもらってから、LINE交換しませんか?とか言ってみたらどうですか?
磯野啓太:なるほど。ラブレターですね。ありがとうございます。
と、磯野啓太は喜んで帰っていった。
その夜、吾郎と清子は話した。
渋沢吾郎:なあ清子。今の人はLINEなんだな。
渋沢清子:そうね。私たちのころはMIXI流行っていたね。
渋沢吾郎:なんで、MIXIは衰退していったんだ?機能は悪くないのに。
渋沢清子:わかんないよね。
渋沢吾郎:でも、恋人を作るには接点が必要だな。
渋沢清子:そうね。
渋沢吾郎:で、清子。今日はHする?
渋沢清子:したい。
渋沢吾郎:今日も愛してる。
渋沢清子:私も。
と、今日の吾郎と清子はドリームナイトを過ごした。
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