第140話 恋愛感情がない

 今日の患者は速水未来15歳である。

渋沢吾郎:どうしましたか?

速水未来:最近気づいたのですが、私は恋愛感情が無いです。。。周りの友達は彼氏欲しいや、結婚はしたいなど言っていますが、まったく理解できません。私はこれまでに恋愛をしたことはないです。恋愛や結婚をしたいなどと思ったこともないです。

恋愛感情のない人なんているんでしょうか?

渋沢吾郎:あなたはまだ中3です。焦ることはありません。誰かを好きになることはあなたにとっては急に起こるでしょう。あなたの場合、ひとめぼれと言うよりかは、一緒にいて大事に感じる人、または、尊敬する人を好きになるタイプです。あなたがそのまま生きてみれば、そのうち恋愛をすることもあるでしょう。

速水未来:そういうものなんでしょうか?

渋沢吾郎:そうだと思います。

速水未来:わかりました。とにかく前へ進んでみます。

 と、速水未来は帰っていった。

 そして夜、吾郎は清子と話した。

渋沢清子:恋愛感情がないかあ。確かにそういう子はいるよね。

渋沢吾郎:でも、そういう子に限って恋愛は突然起こるもんなんだよな。

渋沢清子:そうね。・・・・・・。ねえ。あなた。抱きしめて。

渋沢吾郎:なんか、スキンシップっていいもんだな。

渋沢清子:そうね。幸せホルモンが出るからね。

渋沢吾郎:じゃあ、今日も頑張るか。

渋沢清子:何を?

渋沢吾郎:今日の清子とのH。

渋沢清子:私達、そればっかだよね。

渋沢吾郎:それもいいんじゃない?人間に生まれた特権なんだからさあ。

 と、今日の吾郎と清子はドリームナイトを過ごした。







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