第108話 バイトから正社員
今日の患者は林洋太22歳です。
渋沢吾郎:どうしましたか?
林洋太:私は22歳のフリーターです。大学卒業後就職できず、今はスーパーでアルバイトをしています。 学生時代にやっていたバイトは卒業と同時に辞め、スーパーのバイトは始めてから1ヶ月になりました。 販売は前のバイト先でもやっていたのですが、覚えが悪く、販売でも販売以外の業務でもずっとミスばかりしています。 責任感のなさや、仕事に向かう姿勢が自分はダメだなと思っていてもなかなか治すことができません。最近、こんな自分でも就職できるのかとても不安になっています。
渋沢吾郎:仕事はですね。スムーズにいくまでには大体3か月はかかりますよ。ですので、不安入りません。また、就職は、自分に得意のものを見つけた方が無難だと思います。
林洋太:3か月はかかっても大丈夫ということですか?
渋沢吾郎:そうですね。3か月は大目に見てもらえると思います。あと、あなたは販売系の仕事が好きなのですか?
林洋太:はい。
渋沢吾郎:では、その職場で正社員になればいいと思います。
林洋太:なれるんですか?
渋沢吾郎:バイトから正社員になるケースもいくらでもあります。ですので、頑張ってください。
林洋太:わかりました。有難うございました。
と、林洋太は希望を持って帰っていった。
そして夜。吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:なあ、清子。うちの会社はバイトから正社員になるケースはあるよな。
渋沢清子:もちろん。
渋沢吾郎:個人の才能を伸ばせる会社がいいなと思っているがはっきり言ってどうだ?
渋沢清子:管理が大変よね。でも、勉強になる。
渋沢吾郎:今日も一緒に抱きしめながら寝ような。
渋沢清子:そうね。
と、吾郎と清子はいつも通りの夜を過ごした。
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