第660話 5月14日(日)佐々木信:学問による人間主義

佐々木信:我々は何を学んでいるのか。一言でいえば、それは存在についてです。なぜ学ぶ必要があるのか。それは生きるためです。そして、生きるために人は知恵を出し、知恵を残します。その知恵を残したものが学問です。学問には、いろんな種類のものがあります。語学、数学、物理学、生物学、化学、地学、心理学、経済学、社会学、法学、などといろんな学問がありますが、それらは全部人間に結びついています。そう、我々は人間、つまり、己の開発のために己を学んでいるのです。よって、学問を学ぶことは人間を学ぶことになるので、学問を大事にすることは人間主義につながります。そして、学問で大事なのはいかに効率に物事を進めていくかがキーポイントなんです。効率のいいもの、それは無駄のないことです。しかし、人間は無駄な人は一人もいません。人間の場合はすべての人を有効に使いきってこそ人間主義の価値があります。まずは敵を作らないことをお勧めします。また、人類が一つにならなければいけないと思うのです。そうでなければ、これから人類が立ち向かう問題に対処できません。平和を大事にしましょう。以上。

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