第475話 1月11日(水)細菌について:第2章:細菌と免疫と組織:2-1.免疫系の細胞6
秋山:では、次行きます。
2-1-6 リンパ球
リンパ球は獲得免疫において、ユニークな働きをもち、それぞれの異なる抗原に対して厳密かつ特異的に結合できる抗体をクローン細胞集団単体で発現する。
T細胞とB細胞はそれぞれ異なるクローンの抗原受容体を発現しており、特異性が高い。生体には数百万にも上るリンパ球のクローンが存在し、何百万という対外の抗原をそれぞれ識別ができる仕組みになっている。
リンパ球による知見の1つに、先天性か後天性かの免疫不全の研究から得られた知見がある。これらの疾患では、リンパ組織や末梢血中を循環しているリンパ球の数が減少する。免疫不全モデルの実験から、リンパ球の枯渇は予防接種の反応性を阻害すること、また、ある病原体に対する免疫力を持たない動物に対して免疫能を授けるにはリンパ球が唯一無二の細胞であることがわかった。また、培養における抗原リンパ球刺激は、生体内における生理的な状態に近い免疫応答のいくつかの特徴を示すことが確認された。リンパ球が液生活細胞性免疫力のメディエーターだとわかって以来様々なリンパ球が発見され、同定された。また、それッラの細胞の骨髄や胸腺における起源や様々な免疫応答における役割、それらの細胞が欠損した時の状態などから明らかにされてきた。最も重要な発見は、リンパ球によってもたらされるのであり、他のいかなる細胞種であってもその機能を代替できないということである。
リンパ球の最も興味深い特徴の1つは、多種多様に対して、1つ1つ得意的な抗体を作れるのか、ということである。しかしその多様な抗体は、数少ない遺伝子から作られている。現在、リンパ球の分化の途中で起きるDNAの組み換えによってなされる。ということが解っている。体細胞のランダムな組み換えが数百万もの違った抗体遺伝子を生み出し、それが多種多様な対外の抗原に対して1つ1つ特異的に反応するのである。
これからリンパ系組織と細胞構成について説明する。
秋山:ここで一息つこう。
助平:なんか、甘いものが欲しくなってきた。
名取:チョコをちょこっと食べたいよね。
角田:俺は午後だから午後の紅茶が欲しい。
川村:さあ、だれがパシリで行く?
助平:そうなったら決まってるだろう。この男しかいない。チャンポンだ。
長崎:何で朕なのだ?
助平:男の中の男と認めたからだ。
長崎:で、そのランクがパシリなのか?
宮下:ターちゃん。ジュース買ってきて。
長崎:だが、朕はお金は持っていないぞ。
名取:朕と言っているわりには貧乏なのね。国王の資格あるの?
阿曽部:しょうがない。僕がお金を出してあげよう。
助平:よ。太っ腹。
阿曽部:僕は太ってないよ。
秋山:じゃあ、チャンポンがジュースを買ってくるまで休もう。
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