第224話 9月10日(火)続純愛物語開始その3

で、話しているうちにメニューが来た。

名取:メニューを持ってきました。

水戸:新しい映像だね。

角田:新しい映像の勘違いなんだろ。

前田:目NEWだから新しい映像?

角田:久美ちゃん。よく気が付いたね。

亀山:このギャグはクーポン券でつかえる?

名取:そうですね。10円サービスですね。

前田:いろいろひかっけて言ったのにたったの10円?

名取:メニューだけですからね。世の中甘くはありません。

前田:でも、甘い食べ物はあるよ。

名取:屁理屈ですか?

亀山:これはギャグにならないの?

名取:だから、甘くないと言っていますよね。

亀山:でも、ケーキは甘いよ。

名取:景気(ケーキ)がありますからね。この店は。

角田:確かに商売上手だ。

名取:で、私は、今、ジョークを言ったので10円追加ですね。

前田:今のはジョークといえないよ。景気とケーキは誰でもいえるよね。

名取:わかりました。今のは無しにしましょう。

亀山:10円を無しにしたから景気が落ちてしまったね。

名取:落ちたら拾うまでです。

角田:ねーちゃんうまいこと言うなあ。

名取:これで10円ですね。

角田:本当に10円拾ったな。

名取:うまいことおっしゃいますね。

亀山:でも、このチースケーキうまいわね。

名取:それは私が作ったので当然です。

角田:なんかすごい自信だな。揺るがない自信(地震)ということで震度は0というわけか。

名取:お褒めに預かり光栄です。

角田:今のは10円にならないのか?

名取:私の料理を褒めて下さったので11円にします。

角田:11円?その1円とは?

名取:褒め賃です。ギャグに関連した褒め方をすると1円上がります。

角田:なんかねーちゃんは美人だな。

名取:1円欲しいのですね。でも、ギャグに関連していないので1円は上げられません。

亀山:角田君はよくばりね。私という人がいるのに。

角田:恭子ちゃんはこの店の人よりももっと美人だよ。

名取:では、もう結構ですね。失礼します。

 と静香ちゃんは去っていった。

亀山:なんか半分怒っていなかった?

水戸:それより、もっと食べよう。

 と、食事が終わった。

角田:ねーちゃん。勘定おねがい。

増田:私は小学生なのでねーちゃんではありません。貴方より年下です。

角田:その感情じゃないぜよ。

増田:では、今の感情(勘定)ギャグは当たりですので、合計して1200円です。

水戸:俺が全部払うよ。

角田:ありがたいねえ。

亀山:角田君はそれでいいの?

角田:俺も半分払う。

増田:毎度ありがとうございました。

 と4人はこの店を後にした。

角田:次はどこへ行く?

亀山:2-ショットタイムにしましょ。

水戸:じゃあ、俺は久美ちゃんと、角田は恭子ちゃんと過ごすのでここで別れよう。

 と、2組は別れた。

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