第139話 7月24日(火)レボ部の仕事その4-1
みなさんおはようございます。今日は朝から会議です。では、スタート。
神山:みんな。突然で悪いんだけど、作者がいなくなりそうなのよ。それは私たちの世界も消えそうなの。だから、みんなで作者を祈ろうと思うの。
佐々木:で、どう祈るの?
神山:神社かお寺か教会か。どれがいい?
助平:教会がいいんじゃない?
佐々木:というわけで、今日の仕事はキリスト教の布教活動の援護にしようか。
神山:ていっても、みんなクリスチャンじゃないから難しいね。
阿曽部:じゃあ、お寺?お坊さんをやるの?
助平:俺は丸坊主は嫌だ。
神山:ってなわけで、今日は私の占いの仕事を手伝ってもらおうかなあと思ってね。
助平:美子ちゃんは普段はいつ占いをやっているの?
神山:夜中。
名取:睡眠時間は?
神山:3時間。
川村:ナポレオン級だねえ。
神山:で、今日は、みんなに占いの極意を教えようと思う。まずは感じることかな。
朝霧:それって直感?
神山:あとは体から出ているオーラを読み取る。
助平:美子ちゃん。それ、俺たち無理だよ。
神山:あとは相からその人の性格を見極める。
佐々木:そうそう。相なんだよね。
助平:で、佐々木は占いはできるのか?
佐々木:実はトランプ占いができるようになった。
助平:またまた。で、でたらめ言ってごまかすんじゃないか?
朝霧:でも、それより、今日は祈ることが重要なんじゃない?作者がいなくなったら、私たちの話が終わっちゃうよ。
佐々木:じゃあ、やっぱり教会へ行く?
佐山:俺的にはお寺の方がいい。
亀山:でも、私は足がしびれるのは嫌よ。
秋山:ここでなぞかけ。正座してかっこいいととくその心は「しびれたねえ」。
助平:清彦はうまいこと言うなあ。
名取:タイミングバッチシだよね。
助平:いや、これはしびれただからタイミングバッチシじゃなくタイミングバッテリーだな。しびれだけに。
朝霧:で、何を願うの?みんなクールミントになること?
阿曽部:朝ちゃん。作者のことを願うんだよ。
亀山:なんか、みんな真剣だね。
川村:でも人切りじゃないよ。
亀山:それは刀の真剣。
助平:そうだよな。俺、まだエッチしてないままこの世を終わりたくない。
名取:助は最後まで助だわよね。
前田:で、祈るっていっても、祈り方があるんじゃない?
神山:自分の思う祈り方をすればいいんじゃないかなあ。
助平:例えば、逆立ちして祈る。とか?
佐々木:で、今日はお寺で働くというのはどうだ?
長崎:いいなあ。それ。
亀山:でも、修行をするだけじゃないの?
神山:お経を読んで運気アップするわけね。
佐々木:だめかなあ?
秋山:今日だけにおきょうもいいんじゃないか?
神山:きょうをかけたのね。
朝霧:割ったらどうなるの?
秋山:きょうがなくなるんじゃない?画面を割るように。
助平:なんで説明できるんだ?清彦の脳の構造を知りたいぜ。
秋山:基本的には大脳と中脳と小脳と延髄、視床下部、などで構成しているよ。
名取:でも、清彦君って説明がうまいよね。朝ちゃんのわけのわかんないボケに見事に突っ込むよね。
秋山:頭は柔軟じゃなくちゃね。頭の体操を毎日しているからね。
助平:で、お祈りはどうするんだ?
佐々木:キリスト教だと、チャンポンは絶対ラーメンっていうなあ。
長崎:いや、とんこつラーメンだ。
川村:なんでとんこつが入るの?わけわかんない。
秋山:おいしいところは持っていこうということじゃないかい。
名取:よく説明できるね。
神山:でも、お寺のお経の方が日本人には向いているのかもしれない。
佐々木:今日は今日だけにお経がいいんじゃないか?
神山:確かにお経には力があるのよ。
川村:で、今日の仕事はお寺で何するの?
佐々木:お掃除して、お経を正座で読むだけだな。
秋山:ここでなぞかけ「お経とかけて今と説くその心はきょうが大事」
助平:今日とお経をかけたんだな。
佐々木:というわけで、お寺の仕事をやってみよう。
と、レボ部の皆さんは町のお寺に行った。
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