「金波銀波」作者:深川夏眠 様
7作目の感想は深川夏眠 様の「金波銀波」です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892287767
ホラーとあったので、夜は避け朝を待って読み始めたので、遅くなってしまいました。
序盤はゆったりと島の状況で、どこがホラーなのかな?ミステリーかなあと思っていたら、徐々にやってきましたね。
主人公の秀真と一緒で寒気も感じながら、吐き気を多少催してしました。
最後まで読んで、秀真の妙は落ち着きに合点がいきました。
さて、書き方に比喩がかなり入っていて、力が入っているなあと思いました。状況、登場人物の様子が事細かに描写されて、その場面が詳細に想像できました。
その描写力はグロテスクな部分も見事にあらわされていて、吐き気がする位ですごいなあと思いました。
自分が幼稚な表現力しか持たないので、ひたすら凄いなあと感心しきりです。
島の様子なのですが、実は実家がその辺なので、よく調べてあるなあ、懐かしい思い出いっぱいになりました。
序盤はゆったりと島の陽気さを歌い、中盤からグロテスクなホラーの要素を持って、最後に驚かされ、納得しました。
面白い作品を読めてよかったです。
企画にご参加いただきありがとうございました。
次の8作目は猫柳蝉丸 様の「その涙さえ命の色~ALIVE~」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893946954
です。
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