第23話上限

誰かの事は気になる

誰かの事は目につく

そんな時こそ自分に目を向ける


“人の振り見て我が振り直せ”

とはよく言ったものだと思う


他の誰かではなくまずは自分なのだ


どれだけやれば満足するのだろう

どれだけやれば納得出来るのだろう


自分には上限を決めない

どこまでも高く翔べるように

どこまでも高く枝を伸ばせるように


自分のど真ん中にある大きな何かを

しっかり育て成長出来るように

自分を決して見失わず、地に足をつけどこまでも高く

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