トーカの精神科病棟入院記!

赤キトーカ

第1話 いきなり3日目

# 令和2年2月3日

今日は入院して数えで3日目。いや、数えなら4日目か。2月1日なら、1日、2日、3日、あれ?3日目だな。まあいい。


初日は昼過ぎから病棟へ入った。聞けば、「4年ぶりですね」ということだった。基本的には、ほとんど病棟は変わっていないように見える。


入院にあたっては、紆余曲折ないようであった。

少しずつ入院を考えていることを会社に伝えると、やっぱり根掘り葉掘り聞かれた。


特に「経緯」を聞かれた。今どうなのかとか、今後どんな感じなのかというより、「なぜそうなったのか」「隠して会社に入ったのか」とか。


とてもではないけれど、「双極性障害が〜」なんて言えるような雰囲気ではない。会社自体はホワイトなのに、ぜんぜん、やっぱり日本では「言ってはいけない」空気が強すぎる。理解がなさすぎる。「うつ」という言葉さえ難しいだろう。


まあ、気付いてみればもう、3日目だ。予定では2週間なので、本当、あっという間だろうなあと思う。


今回の入院のメインの理由は、睡眠が全然取れないこと、食事が全然とれない事。の改善。


それで、1日目は点滴を打って栄養を入れただけで終わったけれど、2日目と今日、3日目はずっとふらふらだった。


ふらふらふらだった。

眠剤が、睡眠導入剤があまりにも強力すぎて翌日の日中もずっと身体にのこってしまっていたのだ。


血中濃度が下がらない。

だからずっと朦朧としていた感じがする。


かといって、弱目の薬にすると眠れないし。あああ。難しい。


明日は病院の様子を かいてみる。


入院のためにiPadを買ったんだ。これがあれば家のプレステ4も 動かせるし、なんでもできるのだー。では、8時なので薬をもらってこよう。おやすみなさい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る