ー 最後にとびきりのギフトがある ー


 この作品は、映画としてのストーリー性がいまいちないなんて言われていたけれど、少なくとも僕はまったくそんな風に思わなかった。


 ストーリーはちゃんとあったし(もちろんミュージカル映画だから、ミステリーやサスペンスとは違うけれど)、伏線もあったように思う。


 それぞれのシーンで表現されていることが映画全体で描こうとしていることにちゃんとつながっているっていう意味でも、


 ちゃんと、映画として作り込まれていた。


 物語は、導入から息つく間のないくらい、怒濤の展開をみせて、


 ラストシーンまで至る。


 そこにはすごくたいせつなメッセージがあって、

(しかも僕はそのことにすごく共感したのだけど)

 そのメッセージには「もう言わなくてもわかると思うけれど」と但し書きがついていた。




 続く

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