第2話 ザッハトルテ戦争の果てに
ウィーンを訪れたのならザッハトルテは外せない。行ったことがある人にウィーンについて聞けばきっとこのスイーツの話題になる。
正当な販売権を争い菓子店のデメルとホテルザッハー間で「ザッハトルテ戦争」とまでいわれた訴訟が行われたことでも有名なスイーツである。
スイーツ好きにとってデメルとホテルザッハーでザッハトルテを食べることは必須の旅程と言えるだろう。
ザッハトルテとは:
アプリコットジャムを使用したあまーーーーいチョコレートケーキ
というのが一般的な認識なのだが…、
デメルのザッハトルテ:
かなり甘い(砂糖がジャリっと感じるくらい甘い)。ザッハトルテにホイップクリームはマストだが、ここでは別途注文なので要注意(注文しなかったら胸焼け必至)。アプリコットジャムの感じは意外と控えめ。
ホテルザッハーのザッハトルテ:
かなりアプリコットが効いている。『チョコレートケーキ』というよりかは『アプリコットケーキにチョコあしらいました』的な印象が…。こちらはホイップがデフォルトでついてくる。
と結構味に違いがあった。
どちらもかなり甘いので一日で両方行くのではなく(余裕の徒歩圏内に二つともある)日を分けた方が賢明。お土産として日本に持ち帰ることもできます。お土産としてはホテルザッハーの方がいいパッケージだったような気がする…。
おまけ:アインシュペナー
日本でよく『ウィンナーコーヒー』って呼ばれるやつ。
ウィンナーコーヒーという名前のコーヒーはウィーンにはなかったりする…。ではウィーンでウィンナーコーヒーを飲みたい場合どうすればいいかというと『アインシュペナー』を注文しましょう。我々が思うウィンナーコーヒーが出てくると思います。
カプツィーナーという同じような飲み物もあるらしいのですがこれはあまりお店にないとのこと(私も出会えませんでした)。
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