ラノベは動かぬ場面を憎んでやまない

 行動を好むライトノベルで嫌われる場面は何か。

 それは、自然描写といった動きのない場面だ。

 くよくよ悩んで、行動に移せない場面だ。

 ラノベは常に行動するロック音楽でなければならず、戦いの声が常に鳴り響く文体でなければならない。


 アニメには美少女が会話するだけの動きの少ないジャンルが日常系として存在する。

 しかし、ラノベに同様のジャンルはない。

 活字では、美少女が動いている部分を絵にできない。

 だから、動かぬ場面で魅力を出せないのだろう。

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