後編への応援コメント
はじめまして、拝読いたしました!
「銀色」から逃れ、深海に引きこもった人類。
取り返しのつかないほどかき乱された地球の歴史と、海底で人間たちが積み重ねた文明の有り様には、いろいろと考えさせられました。
なにより、この作品では「事件」といえるような出来事が全く起きない、起こすことを許されない、ということ自体が、人類が陥った閉塞を何よりも象徴しているように思いました。
一読者として、「リク」と名づけられたかれが、本物の陸とその上に広がる空を、いつか見られる日が来てほしいと願わずにはいられません。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
はじめまして。
そうです!そうなんです!
平坦さにこそ、どうしようもない閉塞が象徴されているのです!
書きたい点を読んでいただけてほんとうに嬉しいです……。ありがとうございます。
こちらこそ素敵な感想をいただけて光栄です。
いつか、この物語の行く末を書けるよう頑張ります。
この度はお付き合い頂きありがとうございました!
後編への応援コメント
「最適化」への道のりに、イマジネーションがビシバシと刺激されました。
何故か「滞水」という言葉が前編からとても印象に残っていて、その「滞」の文字が、ラスト近くで展開されるリクの都市に対する評と重なって見えて、余計にしみじみと感じ入ってしまいました。
「白鯨」という愛称は誰がつけたんだろう。
「リク」はもしや漢字では「陸」と書くんだろうか。
読み終えてなお想像がかきたてられます。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
うふふ、滞水は仰る通りそのままだったりしますね……ちょこっとした仕込みを丁寧に拾ってもらえて嬉しいです。
いずれ、またこの世界を書ければと。
この度はお付き合い頂きありがとうございました!