約束はその場限り

いつか届くというのなら

いつかがいつか教えてほしい


いつか来るというのなら

いつ来るか楽しんでもいいだろう


いつか話すというのなら

いつも口籠るあなたを言葉を待っていよう


いつかの約束を果たすというならば

いつまでも、どこまでも、ここにいよう


その真剣な眼差しと

その繊細な心根を

私は側で見ていたのです


だから、いつかあなたは果たすでしょう

近くも遠くも混ざり合う

こんな世界で約束を

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る