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[もっと淫らな音をたてて!]

呻きながら男は私に言う。


私は従う…溜まってくる唾液を飲み込まず口にふくめ、いやらしい音をわざと出す。


[もっと奥までくわえるんだ]

…男が哀願する。


私は苦しいのを我慢し、できるだけ根元までくわえる。


[舌を這わせて]…言う事に従う。


[一滴もこぼさず飲み干すんだ!]

…荒い息を吐きながら、男は言う。

私は言う通りに飲み干す。


○液の匂いが口の中に充満する。

鼻から匂いがこぼれる。


私は顔をしかめるが、男は全く気づかない。

つかの間の楽園に浸ってる。


飲み干す…一気に飲まないと喉に引っかかる。


濃さや薄さはその日の体調によって違うが、○液の匂いは男によって違う。

…飲みくだしながら、ふと思った。

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