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さすがに校門前にタクシー横付けはマズいから、駅前でタクシーを捨てる。


学校へ行くにはまだ時間が早過ぎる…マックで朝飯。


メール着信用の音楽が鳴る。


後で見ようと思ったが、立て続けに鳴る。


舌打ち…をこらえる…私の悪い癖。


メールは友達…妙子(たえこ)から…知り合いに近い友達。

相変わらずくだらない内容。

[またあんた身体売ったでしょ]


私はすぐさま返信を打つ

[あんたは、その金で飯食べたり遊んだり…]

そこまで書いてメールを破棄。

まだ妙子は使える。


わざわざ怒らす事はない。


自分もお金が欲しいくせに。

楽して得るあぶく銭が…そしてリスクないお金が。


お金欲しいなら欲しい…と言えばあげるのに。

私は1人笑った。


プライドの高い妙子がそんな事言えるはずがない。

でも目は確実に語っている。

妙子自身は、気付いていない。


半分残したモーニングセットをゴミ箱へ。


身体は商品…余計な脂肪は汚れと一緒。


汚い女の子がタイプの男なんているとは思えない。

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