やっぱり、逃げようかな?(解決への道のりで)
「も、もしかしてだけど、その、『リヴァイアサン』に乗って行くの?」
そんな気がしたの!なんて言えばいいのかわからないけど、そんな気がしたの!あっ、私の勘がそういったというか、なんか、そんな感じだったんだよね!私、『魔王』になったし!なんとなくそんな気がした。
「いえ、乗りませんよ?というか、乗れませんよ?というよりも、乗るなんて無理ですよ?まあ、海の中でしたらでかいですが。」
うん、外れた!私の勘、即刻外れた!というか、『リヴァイアサン』って、海の中限定なの?
「それで、どうやって行くの?」
「魔王様、その、別に遠くもないですし、歩いて行きますが、、、もし、あれでしたら、今すぐ『オロバス』に準備をさせて、それに乗って行くこともできますが、、、」
いや、その、遠くないんだ。
「いや、別にいいや。ただ、気になっただけだから。」
「魔王様、あらためまして、よろしくお願いします。私が姉の『カナリア』です。そして、」
「僕が、弟の『カルメラ』です。」
そう言って、出発前に挨拶を交わしたのだった。
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