やっぱり、逃げようかな?8
そうして、私は『インクプス』について行くようで、ある程度(かなり)距離をあけながら後ろをついて行った。
そして、その場所に着いたのか止まったのは、城の外に出てすぐの場所だった。
だから、
「ねぇ?どうしてこんなところで止まったの?」
そう聞くと、
「えっと、魔王様?その、『ボディガード』みたいなそんな感じの方々と、こちらで待ち合わせをしてまして。その、その方々が来るのを少し待っている状態です。」
そう答えてくれた。
ああなるほど。まあ、さっきもそんなようなことを言っていたような気がするし。
そうして、少し待っていると、
「す、すいません!!遅れてしまい。」
そう言って現れたのは、二人だった。
「魔王様。こっちが弟の『カルメラ』くんです。その、『ビヒモス』になります。そして、こちらが姉の『カナリア』です。えっと、『リヴァイアサン』になります。」
えっと、この二人は#姉弟__・__#なんだよね?
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