流星群



息を呑んで見上げた


幾千の星が軌跡の線を描きながら

黒い空を流れていく


手を伸ばす 隣の君に

胸が震える この時に



毛布を分け合いながら見上げた


幾億の星がその命を燃やして

過ぎ去っていくのを


指を絡ませ 祈る君

吸い込まれそうな その横顔 



君は何を願ってる?

触れ合う肩から伝わればいいのに


優しい唄 口ずさむよ

いつまでもこの時が 続くようにと



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