第13話 Room進化

*ステータス

 名前: スカイ

 性別: 男

 年齢: 15歳

 レベル: 10


 ユニークスキル

  妄想、Dressmaker、Cooking、Room{1K}(UP)

  のじゃロリ女神の加護


ステータスを再確認してみる

やはりRoomが進化している!

カプセルから1Kに

シャナにも伝えて確認してみることにした


Room起動!


地面から2m弱程度の猫型ロボットが出す、どこ〇〇ドア風のドアが出現した

猫型美少女がとなりでワクワクしている

一緒にクリーンをかけてからドアを開けた


中にはベットと小さなテーブル、奥にキッチンらしきものが見えた

学生向けの安アパート風の作りではあるが

カプセルよりずっと居心地のよい空間になっていた

でも、ベットは1つだな

さらに奥にもう一つのドアがあった


そこにはユニットバス&トイレがあった

これはめちゃめちゃうれしい

シャナが何?って顔をしている

使い方を説明するとシャナも滅茶苦茶喜んでいた

排水はどうなっているんだろうと疑問に思ったが、

ファンタジーの世界なのでどうにかなっているのだろうと無理やり納得した


せっかくなのでここでお昼にすることにした

今日は疲れたのでこのまま休むことにする

お昼ごはんは何にしようかな?

インベントリを覗いているとレトルトの牛丼をみつけた

レトルトのごはんもあった


妄想さん、どんぶりと手鍋をプリーズ


手鍋に生活魔法のウォーターで水を入れ

キッチンでレトルトを温めていると背後に視線を感じた

シャナさん、目が怖いです

待ちきれない様子のシャナさんの前に牛丼を差し出した

相変わらずの食いっぷりですね

3人分用意しておいて正解でした

予想通りのお替り要求でした


んじゃ、シャワーの具合を確かめてきますかね

シャナに断り、シャワールームへ

水圧も丁度良くなかなか快適である

シャンプーとボディソープまで準備されていた

女神様、ありがとう

その時、そっとドアが開いた

え?っと思ったら、シャナが覗いていた

シャナさん、男でも覗かれたら恥ずかしいのよ?

気になって仕方なかったそうだ

次いでなので使い方をもう一度教えてあげた

シャンプーとボディソープは間違わないようにね

ちょっと期待したのだが、一緒に入るということは無かった

その後、シャナと交代した


シャワーを出たシャナの髪をドライヤーで乾かしてあげた

電気ってどこから?という疑問は忘れることにした


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