第10話 Room起動

当たりが薄暗くなってきたのでそろそろ寝床の準備をしないと

シャナの欠伸の数も増えてきたし


「そろそろ寝床の準備しようかな」


「あの、野営の時って交代で見張りするんですよね?」

「私、超弱いですよ。魔物に勝ったことないですし」


「ああ、それなら大丈夫。俺のスキルがあるから」

「一緒に寝ることになっちゃうけど、いいかな?」


シャナは、美少女だけど見た目めっちゃ幼いし、

同世代の女の子っていうより、娘みたいな感覚になってきたし

俺的には問題なしかな


「はい。大丈夫です。信じてますから」


別に何もするつもりはないけどね


んじゃ、Room!


太い木の幹の腰の高さほどに1m四方のドア現れた

ドアをそっと開けてみると今朝起きたときのままの布団があった

とりあえず、クリーン!

布団を引き直して、シャナに手を貸し中へ案内した


布団に入り、明日の話をした

「シャナを連れ去ろうとしてたから、

近くにゴブリンの巣があるんじゃないかと思う」

「そこをつぶしてこようと思うんだ」


シャナの返事がない。。。

もう寝たらしい

俺は寝れるのだろうか


転移1日目が終わった


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る