大河ドラマ『麒麟がくる』を観て、気づいたことをメモしていく。

板皮類

■ 美濃 火縄銃と父子相克編 ■

第1回「光秀、西へ」 (2020年1月20日放送)

・人身売買上等な野党や、僧兵、火付け、戦場泥棒といったダーティな時代背景が描かれる一方で、ネームドキャラには今のところ、根っからの悪人は存在しない模様。

 松永久秀ですら、【やさしい鉄砲サンタさん】なんだもん。

 確かに、大好きになったキャラが、作中で誰かに悪党と罵られたら、イヤなもの。悪事は、だいたいモブキャラの責任に転嫁してしまえということか。

 今風のテクかもね。


・色鮮やかな装束が賛否両論らしいけど、賛否両論なんて素晴らしい!

 反対意見が出るかもしれない意欲的な挑戦をして、しかも一定の支持を獲得できたということなのだから。

 反対意見が一切出ない=鉄板の策というのは、結局のところ使い古された面白みのないアイデア。お金を出す人は大抵冒険をイヤがるけど、だからこそ現場の人間は腐らずに新しいものを創るという気概を忘れてはいけないんだ。

 流行りす廃りがあるエンタメ業界で、生き残るためには、適度な挑戦を続けていくのが不可欠だと分かっているんだね。スバラシイ!


・最終回は、自分自身が王を探す麒麟であったと気づき、麒麟CGになって天に昇るエンドだろうか。


・スネークには着物が似合う。

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