第6話「2月15日webのことで思い悩む」
web上で公開したくないのには、事情があるのだ。
学生時代に絵描きをしていた教師に、
「絵を売る人は、簡単に自分の絵を人にあげたり、2次創作のできる場へ公開してはいけない云々」
「ましてや絵手紙や年賀状なんかは云々」
「絵で生活していくならそれが必須」
「自分の絵を評価されたいなら、摸写をされる立場になれ」
と、くどくど言われてきたからで、それを忠実と言って良いほど信じてしまってる自分がいる。
でも、令和のこのご時世。
「ちょっと考え方が古いのでは」とも思ってきた。
あたしは絵を描く以外に「似顔絵ラフ」をいくつもいくつも描いていて、それをモデル本人に沢山あげてきた歴史もある。
このままで、いいのか。結論がでないまま、明日の絵を描く日をむかえる。
■■用語解説■■
模写をする事で得られる物は計り知れない。
ラフ=ラフスケッチを略した意味で使っている。
ゆるーく大まかに描写すること。
似顔絵ラフ=作者の1番の得意技。鉛筆で描く。
何枚もの似顔絵ラフを描いてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます