前のエピソード――創作秘話『森の孤独』

『本屋にお客を呼び込もうＺＥ☆企画』

https://kakuyomu.jp/works/16817330653921162043

【カクヨム誕生祭2023】の企画【KAC】への参加作品。

前回のKACでネタ出しに苦労したので、今回は連想ゲームでネタを出してみることにしました。

【KAC20231】のお題は「本屋」。

まずはお題について考えてみました。「書店」じゃなく「本屋」というところがミソなのかもしれない。

このキーワードから思いつく言葉を、とにかくたくさん書き出してみます。

さらに、それぞれのキーワードから連想する言葉も書き出してみました。

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みんなが本屋に行きたくなる話（コンセプト）

本

商売

万引き⇒防犯

出会い⇒メロドラマ

店員⇒エプロン

絵本⇒子ども・絵本売り場がカオス

図鑑、漫画、辞書、占い、タロットカード

文具⇒万年筆⇒試し書き

古本屋⇒日記

自分に合った本

本マイスター

本屋と相性の悪いもの⇒太陽（日差し）⇒北風と太陽

夜中に本の中身たちが飛び出す、朝の光で消える（恐竜、宝石など）

本の虫（本が好きな人は本当に好きだからな……）

読子リードマン

同人誌

枕にすると本の世界へ行ける本（脳波で）

恋劇⇒本の世界へ入る（なんのために入るのか）

書いたことが本当になる本（デスノート？）

本を燃やす

本を目印

本で交流

猫町倶楽部

本屋がオチになるような話（コンセプト）

移動本屋

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ちょっと説明。

「読子リードマン」は某アニメのキャラ。本を愛してやまない女性。

「恋劇」は一時期読んでいた漫画のタイトルの一部。本の世界に入る話。

「猫町倶楽部」はリアルで実在する読書会コミュニティらしい。

とにかく思いついたものを片端から書いています。

ここまで書いてピンとこなかったので、少し放置。

時間が経つと、ふと「本屋に客を呼び込むためにいろんなジャンルの作家が集まってアイデアを出し合う」話が降ってきました。

大好物のタイムリープものをKACの初っ端から出してしまい、ちょっとだけ先行きが不安ですが。まあいいか、の精神で書きました。

最初の案では、実はこの企画会議が行われている書店は宇宙船になっていて、いろんな惑星を旅している移動書店であり、そのため書店にやってくるお客さんにとって宇宙や宇宙人は身近なもので、だからＳＦらしいイベントとして「宇宙旅行へ行こう」とか「宇宙人に会おう」とかの企画をやっても意味がない、というオチを入れる予定でしたが、文字数を７７７字に収めたかったのでこの設定は削りました。

おかげでスッキリまとまってよかったと思います。

初稿が７７１文字で収まったのも最高でした。

こうして完成した作品は幸いにもご好評をいただき、ありがたいことにレビューまでいただきました。

「本屋に人を呼び戻すマシーン、を作ろうZE」（ぬまちゃんさんのレビュー） https://kakuyomu.jp/works/16817330653921162043/reviews/16817330654003793596

読んでくださった皆様、ありがとうございました。