その99 『生活編』 この松


 

 『コロナまで


         いじめてどうする



            秋の愁いや』




 この世の中は、正義感にもえて、職場内の病人を非難したり、追い出したりすることがあるものです。


 批判している人は、それなりに、一生懸命で、仕事熱心なのです。


 労災の場合は、法律的な歯止めがありますが。


 これは、いささかの、矛盾です。


 昔から、ある種の病人は、差別され、監禁され、社会から隔離されました。


 日本では、つい最近まで、実際に国家によってそうされてきたし、現在は、コロナがらみで、社会的な差別が起こっているようです。

 

 非常に、残念なことです。


 感染の予防と、差別は、違います。


 人類は、ここ2000年、そうしたあたりでは、ほとんど進歩していないのかもしれないなあ。


 これは、批判はしていませんよ。


 自分だって、怪しいものだと思うと、なんだか悲しいのです。


 


『ころぶまで


       つきつめ歩いても


            ころぶやましん』

  



 つまり、ぼっと、考えながら、うつむいてあるいても、結局、穴に落ちてけがするやましんは、あほです。


 といういみあいであります。


 なんで、殺し合いまでするのか、やましんには、わかりずらい。

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