ウルトラ上手に死にました!(モンハンドス)


 暇だ。あまりにも暇だ。という訳で久しぶりに自身の体験を書き殴ろう。



 ────それは運命の出会いだった。



 いまでも覚えている。中学1年生のころ、友人の家で見たモンスターハンター。広大な大地の中、ひとりの狩人は己の力のみで大自然に挑んでいく姿に私は釘付けになった。


 当時の私は、それはもう感動した。フィールド内ではあらゆる生命がまるで生きているように動く様を見て、大いに感銘を受けた。


 生きている。みな生きているのだ。それまでドラクエのようなコマンド制ゲームぐらいしか嗜んでこなかった自分にとって、アクションゲームそのものさえ魅力的であった。


 なんとか友人に頼み込んでそれを借り受けることができ、私の輝かしいハンター生活が始まった。


 だが、それが地獄の入り口だということに……そのときはまだ気づくすべは無かった。




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