覇権戦争

atsuya

第1話

 2000年代世界では急増する人口に加え世界最大の版図を持つスラブ帝国と30以上の国から構成されるユーロ諸国連邦は緊張状態が続いており一触即発の緊張が続いていた。東に目を向ければ世界の海の6割を占める太平洋を支配下に置く神聖皇国、スラブ帝国南方い存在するアラブ大陸に存在するアラブ共和国が存在していた。

各国は軍拡のスピードは上がり軍需工場が24時間体制で武器、弾薬を生産し造船所では年間数十隻の軍艦が就役していた。

 時は進み2009年に事件が起きた。スラブ帝国漁船が北極海にてトロール漁をしていた時にユーロ諸国連邦排他的経済水域内にて漁を行ったとしてユーロ連邦海洋警察に拿捕された事でさらに関係が悪化し大西洋においてユーロ連邦フリゲート「エムデン」にスラブ帝国駆逐艦「クリミア」、「イクルーツク」が進路妨害及び異常接近した事で外交問題に発展し両国とも外交では解決せず、スラブ帝国が宣戦布告し戦争が始まった。

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