第2話 少人数で魔王退治だなんてとんでもない!

勇者が主人公と仮定した場合、パーティって本来何人くらいになりそう?って考えたら膨らみ過ぎた。


・勇者

・物理火力

・物理防御

・魔法火力

・魔法防御

・斥候

・狩人

・回復術士

・料理人

・商人(荷物運び)

・魔物使い

・精霊使い(召喚士)


この時点で12人なので、みんな大好き属性ゲーな世の中じゃ、属性に特化した魔法攻撃を可能とするメンバーが属性数に応じて増えるのは最早収拾がつかないので、属性は精霊使い(召喚士)に任せて魔法火力は純粋な魔力を運用するものとしました。


まぁ、旅をするのに4人だ1人だなんて本来無理があるんですよね。

やっぱり各分野の専門家が多少は居ないと。

物資の調達、交渉から現地での食料調達、日々の食事、周囲の安全確認やら…

最低限は出来るでしょうが、色々と不便ですw


もっとも、勇者パーティのメンバーは一般の兵士よりも遥かに強い事がストーリーの条件ではあります。

敵が魔王の軍…と言うならば、少人数よりも大軍で攻めるのが本来常識ではありますが、きっと何か事情があるのでしょう、少人数の英雄チームで突撃ですw


え?12人って少人数なの?だって1ダースだぜ?w


そんなこんなで膨れていって12人集まった未来の英雄達。

老若男女が集まって悲喜交々。


魔王退治よりもメンバーを纏めるのに苦労する勇者の物語。


「勇者王に俺はなる!!」


題名、ワンダース(仮)!

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