偽教授神話杯 結果発表&寸評
はい今回も発表の時間がやってきましたよ。まずは寸評一覧からいきます。
某国で発掘された石板の解読結果/バルバルさん
https://kakuyomu.jp/works/16817330663169382023
バチバチにオリジナルの創世神話だ。出来不出来がどうとかではなく、ガチでこのテーマに挑みに来ているということにたいへん好感を抱きました。ありがとうございます。
夜と砂塵/鍵崎佐吉
https://kakuyomu.jp/works/16817330662945695542
たぶんポストアポカリプスSF。だいたいどういう仕掛けの小説なのかはこのまま読んでも分かるけど、オチでネタ晴らしをした方がスマートかなとは思う。
懺悔室/十余一
https://kakuyomu.jp/works/16817330663714041294
かなり凝った練り込みをした作品であるような気がするのだけど、一回通し読みしただけではよく分からなかったというのが正直なところ。もうちょっとわかりやすくかみ砕いて説明してもらった方が親切ではあります。
隠棲者の物語/田辺すみ
https://kakuyomu.jp/works/16817330663773014025
だいぶ哲学的で、かつ厭世的な話。神というものをSF的な感覚で捉えようとするのは現代人の一種のなんというか……ムーヴ?みたいなものなんだな、という感じがしますね。
System/金沢出流
https://kakuyomu.jp/works/16817330663698552512
なかなかかっ飛ばしている感のあるSFミソロジー。ただ正直なところ、小説として見たとき筆致の未熟さが鼻につくレベルです。筋は悪くないんですが、より研鑽を重ねていくことをお勧めします。
種子創世記/2121
https://kakuyomu.jp/works/16817330664106107425
ばっちり創世神話です。ありがとうございます。なんですけど正直、話につかみどころがなくてちょっと目が滑る感じはあったかな。
ヘベルメンネムと神の梯子/尾八原ジュージ
https://kakuyomu.jp/works/16817330663858198859
今回の参加作品の中では他に例がない童話調の神話。良かったです。メルヘンチックではあるんですが、ちゃんと多神教の世界観として完成している。
さてそういうわけで寸評は終わり。今回のグランプリは……
どぅるるるるる(自前ドラムロール)
でーん
尾八原ジュージさんの『ヘベルメンネムと神の梯子』に決定です!
どんどんどんどんぱふーぱふー
というわけで神話杯は終了です。
いまやってる避行杯↓もよろしく。じゃ。
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