偽教授の自主企画用ノート

きょうじゅ

私の自主企画について

偽教授杯について

 どうも、はじめましての人ははじめまして、毎度どうもの人は毎度どうも、わたくし偽教授と申します。


 さてカクヨムには「自主企画」というものがあります。わたしは日頃、よく「偽教授画題杯」であるとか「偽教授美食杯」であるとか、そういった名前の自主企画を主催しております。これら一群の自主企画の総称が「偽教授杯にせきょうじゅはい」であります。


 偽教授杯は毎回、それぞれに異なる「お題」に対して、それに沿った小説を書き下ろしてもらうというコンセプトからなっております。審査基準は毎回、


1、お題をうまくクリアしているか。

2、小説として優れた作品であるか。

3、1を2に優先するものとする。


 というものにしています。


 どうせ気付いている人はみんな気付いていることでしょうからぶっちゃけますが、この偽教授杯というものは大澤めぐみ氏の主催による「本物川小説大賞」と呼ばれる一群のコンクールの影響を強く受けて生まれたものです。


 本物川小説大賞について紹介するのが趣意ではありませんので簡単に述べるにとどめますが、両者の共通点としては「書き下ろしのコンテストである」こと、「主催者の講評が発表される」こと、「参加作品の中から受賞作が選ばれる」こと、などがあります。


 もちろん違いもたくさんありますが、きりがないので羅列はしません。ただ、一番違うのは、おそらく主催者の目的意識ではないかと思います。


 本物川小説大賞の開催のこころざしがどういうものであるかについてここでわたしが勝手なことを述べるのはやめておきますが、偽教授杯の開催目的はとても単純です。


 偽教授杯は、主催のわたしが楽しいから、というただそれだけの目的のために行われております。


 わたしが出す、毎度毎度かなり複雑で難しいお題に対し、全く予想もしない作品を参加者の皆様が繰り出してくださる。それはとても楽しいものです。また、主催であるわたし自身が自作を参加させることがあまりないのも、そのような理由によります。


 わたしは現在、WEB小説書きとしての活動の軸足をノベルアップ+に移し、カクヨムではほとんど活動しておりませんが、なおもアカウントを維持してここに居残り続ける最大の理由は、ただただ偽教授杯をやりたい、続けたい、なぜって楽しいから、ほとんどそれだけが動機です。


 というわけで、今後とも偽教授杯は続けていきます。今後も、複雑で難しいお題ばかり出続けることでしょう、それで良かったら、是非ご参加をお待ちしております。敬具。


 

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