エリーゼ
休日の朝微睡んでたら
習慣で触っていた携帯で
知らない人を間違って通報していた
僕はらっきょうの皮剥き宜く
より完璧な明日を求めて
抜毛を繰り返す ただの猿
彼女が風呂場で髪を切る衝動は
真っ直ぐが自慢だった筈の根性が
散り散りに痛んだ切れ毛のように
脆く歪んで表されるのが耐えられないからだ
5月2日に下手に聴いてた忌野清志郎の歌
眠いのに眠れない夜の過ごし方
こんなに正解が判るのに
心理学概論も読む気がしない
転がり込んできた白い犬に腕枕して
いたずらに書き出す想いの丈
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