257.初めてギフトを頂きました&疲労困憊

 もう、このまま寝てしまいたい気絶したい無雲です、こんにちは。


 今日はまずお礼を申し上げなくては!!


 カクヨムが最近始めたサポーターパスポートのあれで、初めてギフトを頂きました! 【龍神昇】様、ありがとうございました! 心ばかりのお礼といたしまして、サポーター限定近況ノートに載せてあるショートストーリー本編とその解説編をお楽しみください♬


***


 さて、無雲は今、気絶したいくらい疲労しています。


 というのも、昨日母方のお墓参りに行ったんですよ。そこが、バスと電車に乗って最寄り駅に着いてから、片道徒歩二十分もかかるんですよ!!!


 タクシーが入れない細い路地で、もちろんバスも通ってない。レンタサイクルも設置されておらず、ひたすら歩かねばならない。


 昔、父が車を運転していた時は、ベテランじゃないと抜けられないようなものっそい細い路地を国道から入って行って、くねくねと走行してもらって連れて行ってもらっていたのですが、父は七十歳で免許を返納したので、今はもう公共交通機関で行くしかない。駅からの道は国道とは離れているから、タクシーも入って行けない。だから歩くしかない。


 夏は暑くて無理。雨の時も辛い。その内コロナが流行って……で四年ぶりでしょうかね、お墓参り。久々に行ったらめっちゃ疲れた。バスと電車乗るだけでも疲れるのに、片道徒歩二十分はしんどかった。


 自宅の最寄り駅に着いて、とりあえずエネルギー補給だと言ってランチを食べて、買い物巡りして帰宅したんですが、そこで大人しく寝れば良かった。昼寝さえすれば今日こんなにしんどくなかったかもしれない。


 なのに、私は「夜、焼酎のレモン割りが飲みたい。ビタミンCを欲している。焼酎とレモン汁が足りない」と言ってスーパーマーケットに買い出しに行ったのであります。そして、手を抜けばいいのに、きちんと夕ご飯も作ったんであります。


 して、今日はおいたんがお休みなので、ゆっくり寝ようとしていたら、朝六時、おいたんがゴソゴソ。


「貴様! 休みの日に六時なんかに起きるんじゃねぇ!」


 と半分キレ気味に起床して、朝食・身支度・洗濯を終えると床で爆睡二時間。


 そこからまた母とスーパーマーケットで、おいたんが「トマト挟んだパンが食べたい」とか言うから昼ご飯を作る羽目に。おいたんさえそんなリクエスト出さなきゃ母に「うどんでも煮て」とか「餅焼けばいい」で済ませられたのに……。


 でも、無雲はおいたんに甘いので、作りましたよトマトのサンドウィッチを!!


 それから、月末の通帳記入に回って、しばし倒れた。でも疲れすぎて寝れない。しかも、今日掃除しないと次のおいたんの休みは四日後。二週間以上掃除しないことになる。だから、一念発起して掃除。


 無雲は、家で仕事をしている身ですし、ジリ貧フリーランスとして収入も少ないですが、家事においたんを巻き込みます。おいたんにも家事をやらせます。


 掃除は、無雲がパタパタ(ホコリ落とし)と床拭きとトイレ掃除。おいたんは掃除機担当です。


 お風呂掃除はいつも最後にお風呂に入るおいたんの仕事です。


 食器洗いもおいたんの仕事です。休みの日は昼もやってもらいますし、仕事の日も夜自分で使った分は洗ってもらいます。


 洗濯物は、干す時はおいたんが渡す役、無雲が干す役。畳むのはぶっちゃけ手伝って欲しくない。何故ならおいたんは壊滅的に洗濯物を畳むのが下手くそだから。なので、おいたんが居るとタオルだけ畳んでもらいます。居ても、寝てる時とかを狙って畳む時もあります。


 いくら無雲が収入が少ないジリ貧フリーランスでも、全部家事請け負ったら疲れるんですよ。将来の為に頑張ってるわけだし、家で遊んでるわけじゃないんですよ。むしろ、四六時中作品の事を考えたり、アイディアを考えたり、どうしたら自分を売り込めるかとかを常に考えてるわけですよ。


 なので、おいたんにも家事はやってもらいます。それ、当たり前ね!!!


 だけど、やってもらったら「ありがとう♡」は必ず言いますよ。おいたんだって疲れてる中家事してくれてるんですからね。やってくれて当たり前ではいけません。そこは感謝の念は持つ。


「おいたんが食器洗うと力があるからピカピカだね♡」

「おいたんはお米を研ぐのが上手だから♡」

「おいたんは掃除機上手だよね♡」

「おいたんがベランダ磨いてくれるから家が綺麗になったよ♡」

「おいたんがお風呂掃除担当するようになってから凄く綺麗だね♡」


 褒めちぎり作戦です。


 世の奥様にもオススメしますよ。夫という生き物はおだてるとけっこう嬉しくなって家事をやってくれる!! たまに失敗してても、自分のやり方と違っていてイラッとしても、そこは目を瞑りましょう。そっと直しましょう。とにかく、少しでも夫に家事参加をさせるのです!!


 ただ、おいたんって料理だけはしないんですよ。調理師免許保有の板前歴二十年以上のキャリアがあるくせに、料理しない。


「俺、玉子焼き作れない」


 ……え?


「ハンバーグってどうやって作るの?」

 

 ……は?


 おいたんは日本食レストランの『揚げ物担当』だったらしいです。うどんとかソバはこねて作れるそうです。刺身の切り方も上手いです。でも、よく分からんけど家庭料理は作れないらしい。


 まぁいっか。おいたん、前に作ってもらったら、味付け濃いし、しょっぱいし、独創的な味付けだしな。無雲と母は素材の味を活かす薄味ので、そっちの方が身体にはいいわ。うちの父のために調味料が全部減塩のものだから使い方ちょっとコツがいるしね。


 というわけで、おいたんにはおいたんの得意領域の家事をばんばんやってもらっています。世の奥様、一人で家事を抱えちゃダメですよ! もっと夫を掌で転がして家事をさせるのです!!


 で、やってくれたら「ありがとう♡」でたまにチューでもしとけばいいですよ、うん(笑)。


 てなわけで、今日もこれから夕ご飯作りま~す!

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